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中世インドの歴史
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中世インドの歴史

サティーシュチャンドラ(著者), 小名康之(訳者), 長島弘(訳者)

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中世インドの歴史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山川出版社/
発売年月日 1999/03/30
JAN 9784634672604

中世インドの歴史

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2011/11/19

ゴチャゴチャし過ぎてよく解らん! これが率直な感想です(^O^; というのも「インド」という枠組みができたのは英国に征服されて「英領インド帝国」となってから。 それまでインド人たちには「インド」という概念はなく、インド亜大陸の中に様々な民族・言語・宗教が存在し、それぞれが興亡を繰...

ゴチャゴチャし過ぎてよく解らん! これが率直な感想です(^O^; というのも「インド」という枠組みができたのは英国に征服されて「英領インド帝国」となってから。 それまでインド人たちには「インド」という概念はなく、インド亜大陸の中に様々な民族・言語・宗教が存在し、それぞれが興亡を繰り返していました。 インドが分裂しても、「ある大帝国が崩壊した」というだけであり、「天下が分裂した」という意識は無かったでしょう。 逆にインドが統一しても、「ある一つの国が周辺のいくつもの国を征服して大帝国になった」というだけで、「天下統一」という意識も無かったでしょうね。 しかもその「ある一つの国」というのも必ずしも初めからインド亜大陸内にあったとは限らず、むしろペルシャや中央アジアなどの外部から侵入してきた民族が国を建て、征服によって大帝国になったりします。 また各王国の領域も、決まった地方ごとではなくその都度領域が変わり、従来の地方の枠組みを横断するのもしばしば。 最後の統一帝国であるムガル帝国の歴史になってから、幾分解り易くなりますが、それでも周辺に幾つもの王国があって、やや混乱しますw 前半は主にデリー・スルタン朝、後半はムガル帝国について紙数が割かれていますが、周辺の諸王国についても特筆すべき君主や善政について述べられています。 本書はインドで高校生の教科書して執筆されたもので、やはりある程度の基礎知識、特に地名が解らないと理解するのに苦労するでしょう(;^_^A あとがきで明かされた原書のように、地図や写真を多くして欲しかった。 教科書なのでやはり一遍読むだけでなく、「読書百遍」して理解してゆくべき書物ですw とはいえ日本ではインド史といえば古代文明と近代史だけが詳しく紹介されているので、手薄になっているインド中世史を学ぶには最良の一冊です。 中世における文化の形成と発展、経済の発達とインド特有の社会構造も学べます。 ただしインドが四六時中戦争ばかりしてるような印象を受けるのは、欧州史も似たようなモンかな?w ニン、トン♪

Posted by ブクログ

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