だいじなことはみんなアメリカの小学校に教わった。 脱OLの見習い先生日記

中島京子(著者)

• 販売会社／発売会社: 主婦の友社/
• 発売年月日: 1999/03/20
• JAN: 9784072254370

商品レビュー

2020/12/10

まず驚いた。

文章がすっと頭に入ってきて、こんなに久しく読みやすい文章とは出会ってない、と感じた。

内容ももちろん興味深く、あっという間に読み終えた。

続編あるのかな。

2013/06/20

『ちいさいおうち』という戦時中のある家庭のお話を女中の目から描いたどこかおしゃれな小説を前に読んでいて、これは中島さんの2作目。彼女がうつの状態に陥りせっかく若者向けの雑誌を立ち上げた所だった編集者という仕事を占い師の一言で辞め、アメリカのインターンシップという制度で、ホームステイをしながら無給のボランティアを。そこで、徐々にカルチャーショックを受けながら癒されていくのだが、エッセイ風にいろいろなエピソードを盛り込み、アメリカの市民レベルの人柄や、日本人に対するものの見方など諸々を経験。
ちょうどこの本が出来上がった頃、アメリカの教育者が『大事なことは幼稚園の砂場で教わった』というような題名の本が大ヒット．これを意識しての題名か？