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太陽と風の航海誌 葦舟ウル号の冒険
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太陽と風の航海誌 葦舟ウル号の冒険

キティンムニョス(著者), 金子一雄(訳者)

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太陽と風の航海誌 葦舟ウル号の冒険

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 翔泳社/
発売年月日 1999/09/30
JAN 9784881357873

太陽と風の航海誌

¥220

商品レビュー

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2010/05/05

南米からポリネシアへの文化伝播の実証探検としてもっとも有名なのはトール・ヘイエダールの「コンティキ号の冒険」ですね。コンティキ号が筏船だったのに対して,今日読み終わったこの本は『アシ船』のお話でした。 南米プレインカ時代にペルーから葦で作られた船でイースター島やポリネシア地方へ...

南米からポリネシアへの文化伝播の実証探検としてもっとも有名なのはトール・ヘイエダールの「コンティキ号の冒険」ですね。コンティキ号が筏船だったのに対して,今日読み終わったこの本は『アシ船』のお話でした。 南米プレインカ時代にペルーから葦で作られた船でイースター島やポリネシア地方へ人類が渡っていたという学説に基づいて,実証する冒険のドキュメンタリーです。キティン・ムニョスのこの本を読むと実によくうなずける話ですし,何より船の建造の逸話や海上での冒険生活の物語はワクワクするお話です。 。。。が,しかし。 ポリネシアから東南アジア島嶼,そして沖縄,九州を経て日本島嶼を北上し,千島,アリューシャンからベーリング海峡を渡り,アラスカ,北米,中南米,南米という人類伝播のながーい歴史という様々な学説諸説があります。 しかし,です。南米からポリネシアに人類が伝播したという説を加えたら,何と『環』が繋がってしまうではありませんか! いったい,どこが出発点だったのでしょうか? 今日この本を読み終った私の素朴なギモンなんです。 ■船&海洋文化だけが起源であるとも考えにくい。 最後の氷河期は1万年前ぐらいで,実はその頃に古代文明が既に存在していたという諸説も多い。氷河期であれば多くの海域が陸続きの部分があった可能性も高く伝播も容易だったかも。 ■海流も今と同じ状態がずっと続いてきたとも考えにくい。今の海流図から伝播を考えるのもギモンが多い。 多くの謎がロマンの世界なのでしょう。 あれこれ想いをめぐらせて楽しいお話でした。。。  

Posted by ブクログ

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