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漂泊の牙
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漂泊の牙

熊谷達也(著者)

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漂泊の牙

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 1999/10/04
JAN 9784087752533

漂泊の牙

¥220

商品レビュー

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2022/05/25

宮城県の山村で獣に食害される三件の事件が起こる。動物学者の城島郁夫がオオカミの生存説を唱えて山中に入る。テレビ局の丹野恭子もそのドキュメンタリーを撮ろうと追う。明治初期に絶滅したとされるニホンオオカミを検証する動物学的な観点とサンカと呼ばれる山間漂民の謎を説く民俗学的観点が興味深...

宮城県の山村で獣に食害される三件の事件が起こる。動物学者の城島郁夫がオオカミの生存説を唱えて山中に入る。テレビ局の丹野恭子もそのドキュメンタリーを撮ろうと追う。明治初期に絶滅したとされるニホンオオカミを検証する動物学的な観点とサンカと呼ばれる山間漂民の謎を説く民俗学的観点が興味深い。昭和初期まで生存していた可能性もあるニホンオオカミだが、犬とオオカミを掛け合わせオオカミ犬を作り出す沢田満夫の野望だが、生命を人間の都合でコントロールする 在り方には(保護や駆除も含めて)頷けない。生存説にはロマンを感じた。

Posted by ブクログ

2017/11/06

想像してたのと、だいぶ違いました。主人公が3人いる様な書かれ方でした。内容も背景として必要かもしれないけど、あまりに細かく書かれ過ぎてて、読んでて疲れる部分もありました。自然保護とか、何か強く主張したい事があるのかと思ってましたが、色んな要素が絡んで来て、最後は単なる殺人事件物だ...

想像してたのと、だいぶ違いました。主人公が3人いる様な書かれ方でした。内容も背景として必要かもしれないけど、あまりに細かく書かれ過ぎてて、読んでて疲れる部分もありました。自然保護とか、何か強く主張したい事があるのかと思ってましたが、色んな要素が絡んで来て、最後は単なる殺人事件物だったの?って感じです。全体的には楽しめました。

Posted by ブクログ

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