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上座仏教 悟りながら生きる 今“ブッダ"の英知がこころの支えになる
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大法輪閣 |
発売年月日 | 1999/05/10 |
JAN | 9784804611525 |
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上座仏教 悟りながら生きる
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
厳しいようだが、評価は1とした。 日本に浸透している仏教(大乗仏教)とは違う“上座仏教”というものに興味を持ってこの本を読んでみた。 「上座仏教」とは根本仏教とか原始仏教と言われ、お釈迦様(シッダールタ)の教えに一切改ざんや推測などの入っていない純粋な教えそのものだというものだそう。 この本を読む前にある程度どんなものかを調べたが、お釈迦様が実際に行った瞑想法が伝わっていたり、弟子にお話しされたことがそのまま多く伝わっていたりということで、 これは言い換えればいわゆる「本物志向」というものであり心を揺さぶられるものがあった。 で、実際読んでみましたが、はっきり言って残念な内容でした。 全10章からなる構成で各章のタイトルは気になるものが多いのです。 前半はなるほどと思う事が書いていましたが、どうやらいわゆる新興宗教に対する批判がでてきたり、イスラム教やキリスト教の批判も出てきます。 肝心の上座仏教の教えはといえばなんだか抽象的であったり、普通の道徳的な内容であったりで、いつになったら核心の内容が出て来るのかと読んでいきました。 本当の仏教とは信仰ではなく科学であるということでなんだか素晴らしいと思えるけれど、やはり普通の教養書や自己啓発的なことや道徳的なことは書いているのですが上座仏教ならではの説得力が無い。 割と分厚めの本ですが、著者が悪いのか編集が悪いのか全体的にダラけた文章が続く。 そのうえ何度も何度も他宗教の批判が多く途中からうんざりしてきた。 そしておかしなところも多く、説得力にかける言葉が多い。 輪廻はあるといいながら、「人間はただ生まれ、ただ生き、ただ子孫を残し、ただ死んでいく」なんて言われるとなんの為にこの本を読んでいるのかわからなくなる。 (抜粋)「宇宙にはじまりも終わりもない、人間のこころもまた、はじまりなければ終わりも無い、ただ繰り返し続いていくだけのことだ」という真実を知っておくべきである。 輪廻という概念は理解しようとすればするほど複雑難解になってしまうから以上のようなメカニズムだけをしっておけばいいとか・・ 読んでいて「え?それで終わり?」と思うことが多々。 「自分はどんなことがあっても、どんなことが起きてもくよくよせず、怒らずにいよう」と決めることである。と書いてあるが、そんなことは誰でもわかっている。 そういう心が起きるのをどうすれば良いかを読者は知りたいのではないのだろうか。 その後の文には「たとえ自分の家が火事になっても心配することは無いのだ。心配したところで火事が消えるわけではない。家がなくなればなくなったで仕方ないではないか。 その時は友人の家でもビジネスホテルででも、泊まるところはいくらでもある」・・こんな例えがあるのかと愕然とした。 当てにする友人がいない人もいるだろうし、お金に余裕がなければビジネスホテルにも泊まれないだろう。 そういう事に気が付かないことが不思議だ。 お釈迦様は「人間の心は、本来は悪いものです。私たちの心は放っておけば悪いほうへ行きます」と説かれたとあります。 ま、わからないでは無いが、「あなたの心に何をやりたいか正直に言いなさいと訊けば、悪いことをやりたい」と答えるはずである。 と断定する・・ と妙に決めつけることが多い。 極み付きは本書の最後の章で「人間は穢れているほうが好きなのである。すぐに怒りたがり、・・(一部省略)悔しがり、高い地位に執着したり、贅沢に憧れ、 とにかく自分だけが幸福であればいいと願っている」「私は違うという人がいるかもしれないが、それは嘘だ。思いの深さの軽重はあるだろうが、だいたい人間みんな同じようなものである。」 この文章を読むとがっかりする。 こんな文章ばかりではないにしろ、良いことが書いてあっても内容が薄いし、こういう文章がちりばめられていると気分が悪いし、内容を疑うというものである。 一応この本はアルボムッレ・スマナサーラ氏と鈴木一生氏の共著で、どの文がどなたの文かもわからない。 スマナサーラ氏は多くの著書を発行しているがこの本を読んで大きく評価を下げた。 とはいえ上座仏教自体には興味があるのでまたの機会に勉強をしてみたいと思う。
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生きることの積極的な意味を感じさせるタイトル「悟りながら生きる」。 大枠はスマナサーラ長老が他の書籍でも言っている内容と同じだが、鈴木一生氏の言葉遣いとなっている。日本人だけあって例え一つにとってもなんとなく馴染み深く理解し易い。
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