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日本国憲法を考える 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1999/03/20 |
JAN | 9784166600359 |
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日本国憲法を考える
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日本国憲法を考える
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
9条から憲法裁判所構…
9条から憲法裁判所構想まで,憲法改正論で議論されているさまざまなテーマが検討されている.改憲派国会議員のバイブルという噂も.雑誌に掲載された論考を補訂してまとめたものだが,一部かなり粗雑な議論があり残念.
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成立と運用の歴史的経緯と他国との比較において、憲法の問題点を抽出することにより改憲を推進しようとする試み。ロマン主義に陥る事なく冷静な分析がなされており、中々説得力があり読み応えがある。 結局は理念主義・理想主義の護憲派と、実証主義・現実主義の改憲派との対立なのだろうが、世論の動...
成立と運用の歴史的経緯と他国との比較において、憲法の問題点を抽出することにより改憲を推進しようとする試み。ロマン主義に陥る事なく冷静な分析がなされており、中々説得力があり読み応えがある。 結局は理念主義・理想主義の護憲派と、実証主義・現実主義の改憲派との対立なのだろうが、世論の動向に反して憲法学者は護憲派が多いので必然的に出版物も護憲モノが多くなる。結果、「本読み」は現実とは乖離した護憲的思考が植えつけられる事になる。今後の国民的議論の展開を見据え、両者のバランスを取る上でも改憲モノが増える事に期待したい。
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憲法学会では珍しいと思われる、改憲派と目される先生の著書である。 憲法の条文そのものにとらわれず、制憲された時の経緯、諸外国との比較、などなど明快な解説でわかりやすい。法律学とはこうでなくてはならないと思う。 また、日本国憲法自体にも矛盾点や不合理な点があることを指摘する。環境権やプライバシー権、知る権利などの新しい人権が含まれていない、制憲当時の不手際がそのまま残っている(国会議員の総選挙なるものはない)など。前と後ろで不合理な点が多々ある。 個人的な思いとして、法学は立法当時の政治的配慮や考えを見通した上で語られなければならないと考える。憲法の論議によくあると思われるのだが、条文そのものを抽象的に解釈し、論争に明け暮れている感を覚える。 そういう意味では、この本は単純明快である。
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