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火怨(上) 北の燿星アテルイ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1999/10/27 |
JAN | 9784062098489 |
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商品レビュー
4.4
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
相場英雄の『共震』の中で紹介されていて興味を持った。 近年古代史が歴史小説の中でブームとのことだが、それより先、20世紀末に地方紙の連載が初出、上梓されている。 蝦夷の視点からの、東北地方の歴史だ。陸奥のヒーローの存在は初めて知った。なにしろ歴史に残っていない、つまり日本の政権に討たれた側の歴史だ。 東洋経済新報社の『いっきに学び直す日本史』【教養編】には僅か数行でこう書かれている部分だ。 ”桓武天皇が直面していた問題には、律令政治の刷新とともに蝦夷平定があった。奈良時代には俘囚と言って蝦夷を軍事的に組織し、令制に組み込む政策をとっていたが、780年(宝亀11)年に俘囚の長であった蝦夷豪族の伊治砦麻呂が反乱を起こし、多賀城もおとしいれた。この乱に胆沢(岩手県)の反乱が続き、数度の敗戦のあとで、坂上田村麻呂(758~811)が801(延暦20)年に征夷大将軍として派遣され、翌年、胆沢城を築いて鎮守府を多賀城からここに移し、さらに北上して803年には志和城(岩手県)を築いた。” これだけの内容を、単行本上下巻1000ページにも及び記した力作だ。 上巻は上記の『・・・日本史』の文章の前半、坂上田村麻呂の名前が出るまでの「数度の敗戦のあとで」までが描かれる。 が、視点は蝦夷からなので「数度の勝利のあと」だ。こうした歴史に蹂躙された側の本来残っていない歴史を、その視点から見ることで見えてくるものが面白い。 蝦夷を人とも思わず、侮ってかかる朝廷軍を、陸奥の大自然を存分に活かし、勇猛果敢、縦横無尽に駆け巡る蝦夷たちの姿がまぶしい。 結末を知るだけに、この鮮やかな戦勝続きの上巻が、下巻にどう転じていくか、読みたいような読みたくないような。 行けー!阿弖流為!
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東北“えみし(蝦夷)” 昔の日本のお話。 700年代の天皇の朝廷と蝦夷が争う。 こんな昔の話は、全く知らなかったです 驚きもありましたが、興味が沸き立つ!
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NHK-BSプレミアムでこの1月から大沢たかおの主演でドラマが始まったので読んだのですが、こう云う歴史、全く知らなかったことで、大変感銘を受けました。ここ数年北方さんの三国志や水滸伝を読んでましたが、それに匹敵する面白さでした。 伊治公呰麻呂の乱から、多賀城を焼き討ち、朝廷軍2...
NHK-BSプレミアムでこの1月から大沢たかおの主演でドラマが始まったので読んだのですが、こう云う歴史、全く知らなかったことで、大変感銘を受けました。ここ数年北方さんの三国志や水滸伝を読んでましたが、それに匹敵する面白さでした。 伊治公呰麻呂の乱から、多賀城を焼き討ち、朝廷軍2万5千を退けた伊治城北方の戦い、そして5万の朝廷軍をたたきのめした巣伏の戦いまで、息も付かせず戦い振りを描きます。母礼の軍師もすごいけど、その母礼を時には上回る戦略を思い付き、さらにみんなに実行させる阿弖流為がとにかくすごい! 後半はいよいよ坂上田村麻呂が本格的に登場します。
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