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牛乳配達退場 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 1999/12/24 |
JAN | 9784488246266 |
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シャンディ教授シリーズ第十弾。 シリーズ最後の舞台は大学。 酪農管理の教授が行方不明になり、その妻が殺される。 ヘレンの長年の友人のミステリー作家(解説によると著者の分身)も活躍して、謎を解いていく。 牛乳配達、と呼ばれていた教授が、自分が逃げだした一族の長を引き受けて豹変したが、 その豹変ぶりが不思議と自然で、話の流れが壊れない。 最後に学生たちが活躍して火事を消し止め、学部長が炊き出しをしてバラクラヴァ大学らしいラスト。 いつまでも楽しい大学であってほしい。 署長が壊れてしまったパトカーの代わりに、新しいパトカーを買ってもらえただけが心配。
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20年くらいぶりに読んだ、シャンディ教授シリーズ。食べることを大切に、地に足のついた生活をしてる感じ(殺人が起きてるのに!?)が好きだったなぁ。コーヒーとクッキーを用意してゆっくり読みたい。
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シャンディ教授のシリーズ10作目。 読むの、何度目かな。 バラクラヴァ農業大学の教授達が濃い! もう、面白くって…! 隣家の教授jジム・フェルドスターが、行方不明に。 酪農管理の大家で、牛乳配達というのは、好物のクリームを小さなバケツで毎日持ち帰ることからついたあだ名でした。 ...
シャンディ教授のシリーズ10作目。 読むの、何度目かな。 バラクラヴァ農業大学の教授達が濃い! もう、面白くって…! 隣家の教授jジム・フェルドスターが、行方不明に。 酪農管理の大家で、牛乳配達というのは、好物のクリームを小さなバケツで毎日持ち帰ることからついたあだ名でした。 若い頃は美貌だったことを誇る妻ミレールはうるさ型で、教授がいくつもの友愛会に所属して、家を空けるのはもっともだと皆に思われていたのですが。 近所の人も家に入れようとしなかったミレールですが、じつは高価で繊細な陶器でいっぱいだったことが初めてわかります。 おそるべき学長の命令で、事件の捜査を始めるシャンディ。 おりしも、シャンディ教授の家には、妻の友人で作家の女性カトリオーナが滞在していました。 かなり方向音痴の彼女が帰途につき、車を運転して誰も来ないような山道に迷い込んだところ、斜面で横転している車を発見!その中には? 牛乳配達の意外な家庭の事情がだんだんと明らかに。 じつは事件ばかりの農業大学ですが、広々とした校内は学長の理想に貫かれ、研究成果による裕福さもあって、ある意味楽園のようでもあります。 キャラが立っていて、舌鋒鋭いトークも愉快なシリーズですが、登場人物が増えてきて、みんなが喋りまくっている印象。 オールスターキャスト的なのは、これがシリーズ最後になるという予感があったからでしょうか。 結婚10年のシャンディ教授夫妻はいまだにラブラブ。 どこにでも猫がいて、しかも当然のように大事にされているのが楽しい。 ブログを始める前に読み終わっているので、あまり感想を書いてありません。 ぼちぼち読み直してご紹介しようかと。 作者は1922年カナダ生まれ、アメリカ育ち。 図書館勤務の後、コピーライターに。 1964年作家デビュー、1978年以降ミステリを主に書き続ける。 アリサ・クレイグ名義もある。 2005年82歳で死去。
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