食の科学 飽食時代の栄養学あれこれ講座 ひつじ科学ブックス

橋本洋子(著者), 三浦義彰(著者)

• 販売会社／発売会社: 羊土社/
• 発売年月日: 1999/04/10
• JAN: 9784897068657

商品レビュー

2013/10/24

三大栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物、そしてビタミン、ミネラル、食物繊維などがどの様に吸収されてどの様に作用するかなどを細かく紐解いて教えてくれている。

その中で気になったことを抜粋します。

・亜鉛というミネラルは重要で、亜鉛がないと酵素反応は起こらない。

・筋肉の増強にタンパク質を過剰に摂取する迷信があるが、余分なタンパク質は脂肪になる。
むしろ糖質の多い食事をして筋肉グリコーゲンを増やし、その筋肉に負担がかかる運動をすると強い筋肉が作られる

・ビールに含まれる苦味の成分であるホップは女性ホルモンの作用を持っていて、女性ホルモンは元々身体をふっくらさせる働きがある

そして数箇所？な部分があったので一つ書き出しておきます。

・赤身の肉に発ガン性のあるアルファリノレン酸が見つかっている
アルファリノレン酸はリノール酸と共に必須脂肪酸であるんだが、
本当に必要なあるか？と言う疑問が持ち上がってる

色々な栄養学の本を見て勉強してますが、
古い本ぽいので合ってるとこ合ってないとこがあるんだな思いましたが、
気付くこともたくさんあった本なのでこの評価です。

2011/08/16

とにかく「栄養」とついている本は目を通して…と買いまくっていました。
内容は、目新しいことはない…と専門的な本ではなく、一般向けにわかりやすく書いた本。どう説明しているかを参考にするにはいいかなぁって思いました。

2007/07/02

心理学の自由課題で選択。
書道の検定の時笑えるほど震えてた経験があります。こういう症状があるってことを知ると少し安心しますね。