いつだって犬が幸せな理由 みんなが忘れてしまった大切なこと

アラン・コーエン(著者), 牧野M美枝(訳者), アランゴードン

• 販売会社／発売会社: ベストセラーズ/
• 発売年月日: 1998/04/14
• JAN: 9784584158852

商品レビュー

2019/11/19

これは、まさしく忘れていた大切なことを思い出させてくれる本でした。
傷つきたくなくて、物事をどんどん複雑にしていることに、気づかせてくれます。
マンチーのように、好きのものは好き、嫌いなものは嫌！
”自分のことよりも人に優しく”なんて教えられてきた日本社会では、ただのわがままだと思われがちだけど、人に優しくするためにこそ、自分の気持ちを大事にすることが大切でそうしたいと思いました。

2016/05/02

私たちも時には犬のように振る舞うことの大切さをコミカルに教えてくれています。

「～せねばならない」

世界から抜け出してワクワクと好奇心を動機に生活をしてみたくなりました。

生まれたままの姿でね、、

2013/06/26

チェック項目11箇所。ある人が言いました、「ここ何年も私の人生はひどいもんですよ。だから神さまに、『どうかうちの犬みたいに毎朝幸せに目覚められますように』っていつも祈っているんです」、その言葉に、家に帰った私は考えこんでしまいました、「私はうちの犬みたいに幸せだろうか？　う～ん……」、そこで、うちの犬のマンチーを観察することにしました。マンチーは、私がどれだけ家をあけていても、帰ってくると必ず心から迎えてくれる、「私たちの関係のこと、どれだけ真剣に考えているのか、うかがいたいと思うんですけど」、なんて言ったりしない、マンチーは、ただ私に会えたことがうれしくて、それをちゃんと表現してくれるんだ。マンチーは、何をやるにも全力をつくす、過去も未来も考えない、だから、マンチーが近所のバーでビールを片手に過去の失恋をなげく、なんてことはありえない。マンチーは、うれしいときはシッポをふるし、具合が悪いとクンクン鳴く、マンチーはウソをつかないから、私はとっても信頼している。私がボールを投げようとすると、マンチーの目がすごい、一瞬たりともボールから目を離さない、ボールを追いかけるマンチーの目のように、自分の目標にしっかり向かっていれば、ほしいものはなんでも手に入れられるだろう。人間だったらどうだろう、ケガをしてもなお車を追いかけたり、無理して仕事をしたり、あの人が悪いんだなどと文句を言って時間を無駄にしたりする、マンチーなら、そんなことはしない、もっと賢い選択をする、休息が必要なときには、ちゃんと休む、自分を愛し、大切にしているからだ。マンチーは、信頼できる人ならずっとくっついている、でも、嫌いな人はふいっと避ける、マンチーは自分を傷つける人のそばにはいない。だれにでも愛される必要があるのと同じくらい、だれかを愛する必要がある、老人ホームでも、監獄でも、リハビリセンターでも、めんどうをみてやるペットがいると、みんなずっと早くよくなる。マンチーは、いま目の前にあることに関心がある、この先10年間ぶんの計画をしたり、車を買おうかリースしようか迷うなんてこともない。マンチーは犬（DOG）が、神（GOD）の裏返しだと知っている、マンチーは悟りを得ている、だって悟りをなくしたことがまだないんだから。人間だって同じように、愛と喜びにあふれているはずです、なのに知らないうちに、本当の自分を覆い隠してしまいがち、マンチーから学ぶひとつひとつのことは、その覆いを少しずつ取り去ってくれるでしょう。