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天皇と接吻 アメリカ占領下の日本映画検閲
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天皇と接吻 アメリカ占領下の日本映画検閲

平野共余子(著者)

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天皇と接吻 アメリカ占領下の日本映画検閲

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 1998/01/20
JAN 9784794207760

天皇と接吻

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2013/08/24
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米占領下の日本映画の検閲のキーワードは封建主義、反米、容共。今からすると考えられないシーンがカットされたという。レイ・ムーアの本にも出てきた、日本の子供が白人女性のヌード写真を売っている場面、日本女性が白人男性と身振り手振りで話をするシーンがカットされたり、と成る程ということですが、それだけ、日本の民主化・親米化に気を遣っていたということでしょう。面白かったのは日本映画初めての接吻シーン。『はたちの青春』米の検閲で2箇所にむしろ入れるように指示を受けたとのこと。『瀬戸内少年野球団』の中で子供たちが見て歓声を挙げるシーンがあるそうです。当時は非常に新鮮な驚きを与えたということでしょう。賛否様々な意見があったのは、時代を感じます。民主主義の喜びを伝えるものとして、黒澤明の『わが青春に悔なし』の、特に原節子の行動、表情などに詳しいのも嬉しいです。この中で藤田進の役がゾルゲ事件の尾崎秀美をモデルにしていることは知りませんでした。ちょうど日経の私の履歴書で岡田茂(東映)が書いている時代とも符合しました。

Posted by ブクログ

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