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椿の花に宇宙を見る 寺田寅彦ベストオブエッセイ
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椿の花に宇宙を見る 寺田寅彦ベストオブエッセイ

寺田寅彦(著者), 池内了(編者)

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椿の花に宇宙を見る 寺田寅彦ベストオブエッセイ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 夏目書房/
発売年月日 1998/02/25
JAN 9784931391376

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商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2013/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

副題に「ベストオブエッセイ」とあるが、「文章が巧み」「感動的」という類の「ベスト」というより、「著者の人となりがよくわかる」という点で優れているものを集めた一冊かと思う。 最新の科学事情の軽い紹介や日々思うことなどエッセイらしい文章もあるが、電車の混み具合や結晶のでき方など、日常の中の数学や科学に関連する現象を例にとり、理論の進め方を丁寧に説明しつつ考察を行い、ひとつの結論に至る、という、論理的思考講座のような文章も多い。義務教育の徹底以前、理系科目を深く学ぶ機会の少なかった人々にも、データから科学的論理的に思考する方法を知ってもらおうという意図で書かれたかと思う。 つい講座のような、といったがエラそうに教えるわけでは全くなく、「つい気になって考えてみたらこうでした」と淡々と発表する感じで、飄々とした人柄も伝わってくる。 一方で「科学って面白い、美しい」と熱く語る文章もあり、科学や数学への愛も大いに伝わるところである。 もちろん現代人が読んでも(特に私は論理的思考が苦手なので)大変勉強になった。 コンサルタントの就活ってこういう問題が出るんじゃなかったか。

Posted by ブクログ

2011/12/24

請求記号:404テ 資料番号:111107702 寅彦の随筆は、日常には科学が溢れていて、それを感じ取る気持ちを失わなければ、科学も文学も自分のものにできると語りかけてくれます。

Posted by ブクログ

2009/10/28

読もうと思ったきっかけはテレビドラマのある台詞。 主人公が‘寺田寅彦という学者が「花火はこの世でもっとも残酷で美しい玩具だ」と言ってた’確かこのような台詞だったと思いますが、この台詞が気に入って寺田寅彦を漁った時の一冊です。 この本の中では「科学を文学として表現した」という件が好...

読もうと思ったきっかけはテレビドラマのある台詞。 主人公が‘寺田寅彦という学者が「花火はこの世でもっとも残酷で美しい玩具だ」と言ってた’確かこのような台詞だったと思いますが、この台詞が気に入って寺田寅彦を漁った時の一冊です。 この本の中では「科学を文学として表現した」という件が好きです。

Posted by ブクログ

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