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泉は涸れず 丸山勝広と群馬交響楽団
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泉は涸れず 丸山勝広と群馬交響楽団

林健太郎(編者), 辻村明(編者)

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泉は涸れず 丸山勝広と群馬交響楽団

定価 ¥2,095

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 毎日新聞社/
発売年月日 1998/12/10
JAN 9784620312682

泉は涸れず

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2014/01/01

群馬交響楽団を支えた丸山勝廣氏について関係者が語った証言集。 終戦直後に群馬県高崎市でプロのオーケストラを立ち上げた人。1963年には、財団法人群馬交響楽団に発展、そして今も群響は続いている。 「君達は親鸞がどうの道元がどうのというけれど(君達は)一体社会に対して何をしたとい...

群馬交響楽団を支えた丸山勝廣氏について関係者が語った証言集。 終戦直後に群馬県高崎市でプロのオーケストラを立ち上げた人。1963年には、財団法人群馬交響楽団に発展、そして今も群響は続いている。 「君達は親鸞がどうの道元がどうのというけれど(君達は)一体社会に対して何をしたというのかネ。何もしてないじゃないか。何処を見ても批評家ばかりで、情け無いと思わんかネ」(補陀寺住職、保坂光生氏が聞いた丸山氏の言葉) 地域での文化の普及なくして文化国家はありえない。それを実際に行った人だったのだ。 本書と並行して、群馬交響楽団の物語をベースにした映画「ここに泉あり」を鑑賞、そこで描かれていた移動音楽教室の苦闘と音楽の純粋な喜び。 本書で紹介されているエピソードの一つ。昭和22年5月29日、初めての移動音楽教室が開かれた時、楽員が駅に着くと、先生と生徒たちは楽器を乗せるリヤカーを引いて出迎えてくれたという。 生の音楽を初めて聴いた子供たちの輝く瞳は、文化の光が広がる瞬間の煌めき。 若い演奏家が、多くの人に音楽を届けようと苦闘している姿を間近で見た。この群響の物語と二重写しになった。

Posted by ブクログ

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