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エゴン・シーレ 二重の自画像 平凡社ライブラリー238
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エゴン・シーレ 二重の自画像 平凡社ライブラリー238

坂崎乙郎(著者)

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エゴン・シーレ 二重の自画像 平凡社ライブラリー238

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社/
発売年月日 1998/03/15
JAN 9784582762389

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エゴン・シーレ

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商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

短くも激しい生涯を生…

短くも激しい生涯を生き、それ以上に激しい作風の作品を残したシーレの伝記的美術論。内容は詳細で資料的にも充実していますが、著者坂崎のシーレに対する強い思いが読み手にも伝わってくるようで、本書自体も大変へヴィーな一冊になっています。でも、モノクロながら図版も豊富で、細かなエピソードも...

短くも激しい生涯を生き、それ以上に激しい作風の作品を残したシーレの伝記的美術論。内容は詳細で資料的にも充実していますが、著者坂崎のシーレに対する強い思いが読み手にも伝わってくるようで、本書自体も大変へヴィーな一冊になっています。でも、モノクロながら図版も豊富で、細かなエピソードも多く紹介されているので、シーレ好きならば一度は読んでほしいと思います。

文庫OFF

2019/03/03

クリムトと並んで、世紀末ウィーンの表現主義の代表的な画家とされるシーレの評伝です。 著者はエゴン・シーレの生い立ちに触れているところで、彼とおなじく兄をうしなうという家庭事情のなかで幼年期を送ったゴッホに言及し、両者の芸術家としての資質に共通するものがあったと論じています。ただ...

クリムトと並んで、世紀末ウィーンの表現主義の代表的な画家とされるシーレの評伝です。 著者はエゴン・シーレの生い立ちに触れているところで、彼とおなじく兄をうしなうという家庭事情のなかで幼年期を送ったゴッホに言及し、両者の芸術家としての資質に共通するものがあったと論じています。ただしその一方で、ともに自己自身のうちを見つめる孤独な画家であったとはいえ、ゴッホの孤独があまりにも人間的な孤独であったのに対して、シーレの孤独はむしろクールベからセザンヌへと受け継がれたものに近いと語ります。とくに著者は、セザンヌのまなざしが人間としての他者を射抜き他者を「もの」と化する一方、他者のまなざしにさらされる自己が「無」と化してしまうことを熟知した、人間的な孤独からほど遠いものだったと論じ、シーレについてもおなじような見方が成り立つと主張しています。 そのほか、クリムトやオスカー・ココシュカとの比較や、シーレが愛したヴァリ・ノイツェルとの関係についても、興味深い叙述が見られます。ただし、著者の視点があまりにもシーレやヴァリの内側に入り込んでしまっていることに注意することも必要でしょう。ここにえがかれているのは、あくまで著者のスクリーンに移っているシーレの姿であり、あるいは、シーレがみずからを映し出す鏡としたヴァリの立場に著者自身が身を置くことで見えてくるようなシーレの姿だと考えなければならないように思います。

Posted by ブクログ

2016/10/14

ウィーン世紀末に、変貌する都市を彩ったクリムトの装飾美と対照的に、孤独な魂の内面とエロスへの憧憬を極限まで赤裸裸に描き切ったシーレの生涯と作品を共感を込めて追い求めた著者渾身の美術論。

Posted by ブクログ

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