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菊と葵のものがたり
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菊と葵のものがたり

高松宮妃喜久子(著者)

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菊と葵のものがたり

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社/
発売年月日 1998/11/25
JAN 9784120028397

菊と葵のものがたり

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商品レビュー

3.6

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2024/08/06

著者、高松宮妃喜久子さん、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 宣仁親王妃 喜久子(のぶひとしんのうひ きくこ、1911年〈明治44年〉12月26日 - 2004年〈平成16年〉12月18日)は、日本の皇族。元華族。高松宮宣仁親王の妃。 旧名、徳川 ...

著者、高松宮妃喜久子さん、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 宣仁親王妃 喜久子(のぶひとしんのうひ きくこ、1911年〈明治44年〉12月26日 - 2004年〈平成16年〉12月18日)は、日本の皇族。元華族。高松宮宣仁親王の妃。 旧名、徳川 喜久子(とくがわ きくこ)。徳川慶久[注釈 1]公爵令嬢。母は有栖川宮威仁親王の第2王女・實枝子女王。身位は親王妃。お印は初めが亀(かめ)、結婚後は撫子(なでしこ)。 ---引用終了 本書を読んだのは、2005年6月になります。 19年前になりますか、早いものです。 本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 十八歳で高松宮に嫁いだ喜久子妃殿下が、初めて語る、大正・昭和・平成三代にわたるとっておきの秘話の数かず。 ---引用終了 そして、2005年に本書を読んだ時に、某所に私が書いた記事を転載します。 【この本からの引用】 温かくやさしき母をうばひたる癌とたたかはむ命のかぎり 【征野の感想】 高松宮妃のお母様は、数えの43歳で癌により亡くなられました。 この歌は、昭和53年の宮中歌会始の「母」というお題に寄せて詠まれました。 更には、癌撲滅を終生の念願とされ高松宮妃癌研究基金を作られました。 この歌は、まさに癌撲滅にかける気持ちが汲みとれますね。

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2023/05/21

昭和天皇の弟の高松宮殿下に18歳で嫁いだ喜久子妃の自伝的エッセイ。皇室の人たちがどんな生活を送っているかが垣間見えて興味深かった。 喜久子妃殿下は徳川慶喜の孫で、家系の半分は皇室なので産まれた時から皇室入りの運命が決まっていたようなものだ。 戦争時代は庶民並みに苦労したそうだが、...

昭和天皇の弟の高松宮殿下に18歳で嫁いだ喜久子妃の自伝的エッセイ。皇室の人たちがどんな生活を送っているかが垣間見えて興味深かった。 喜久子妃殿下は徳川慶喜の孫で、家系の半分は皇室なので産まれた時から皇室入りの運命が決まっていたようなものだ。 戦争時代は庶民並みに苦労したそうだが、新婚旅行を兼ねた欧州の王室訪問は雅やかな様子だった。慶喜の血を引くだけあって、ご聡明なのが文章から分かる。 意外にも、皇室外の人たちとの交流も結構あるようだ。色々な名誉会長のような立場を受けなければならず、お忙しそうだ。 全く無縁の皇室の世界と、そこにいる方々の暮らしぶりや考えていることが分かる本。読んで良かった。

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2021/04/09

徳川慶喜の孫で高松宮妃喜久子氏の著書。対談集、エッセイをまとめたもの。1998(平成10年)に大河ドラマで「徳川慶喜」が放送され、冒頭は文芸春秋誌(平成10年8月号)での対談で、NHKから収録の見学に招待され見に行った事を話している。「モックンは美男子」などという言葉も。この様子...

徳川慶喜の孫で高松宮妃喜久子氏の著書。対談集、エッセイをまとめたもの。1998(平成10年)に大河ドラマで「徳川慶喜」が放送され、冒頭は文芸春秋誌(平成10年8月号)での対談で、NHKから収録の見学に招待され見に行った事を話している。「モックンは美男子」などという言葉も。この様子がニュースとして放送され方々から電話がかかってきたという。この時喜久子氏は87歳。 1987年2月に夫であり昭和天皇の弟・高松宮が亡くなり、その日記を出版するのに、補助者として阿川弘之氏に頼んだ経緯で阿川氏との対談も載っている。海軍軍人であった高松宮の日記には戦局への言及もあり宮内庁からは「火の中へ」と言われたが、日記には「戦争の苦しみが書いてある、それを若い人々にも知ってもらいたい」との思いで出版を決意したとある。 皇室に入ったことから、他の弟妹たちとはまた別格の人生が垣間見られる。 1998年の大河ドラマ「徳川慶喜」の放送は慶喜の子孫にスポットがあたったようだ。 ○慶喜家で生まれた方の本(慶喜家2代当主慶久の子孫) ・1996.11「徳川慶喜家の子ども部屋」(孫)榊原喜佐子著(1921.10.29-2013.11.26) 草思社  ・1997.10「徳川慶喜家にようこそ」(ひ孫・孫慶光の子)徳川慶朝著(1950.2.1-2017.9.25) 文芸春秋社  ・1998.11「菊と葵のものがたり」(孫)高松宮喜久子著(1911.11.26-2004.12.18) 中央公論社 ・2018.6「徳川おてんば姫」(孫)井出久美子著(1922.9.23-2018.7.1) 東京キララ社 ・2020.12「みみずのたわごと」(孫慶光の妻)徳川和子著(1917.7.31-2003.5.29) 東京キララ社 ※外孫 「私はロビンソンクルーソー」(父が慶喜の5男・仲博で池田家に養子に)徳川幹子著(1902.12.8-1996.9.16)茨城県婦人会館1984刊 「大名華族」(母が慶喜の4女・筆子で蜂須賀家に嫁ぐ)蜂須賀年子著(1896.12-1970.12.29)三笠書房1957刊 1998.11.25初版 図書館

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