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- 1205-02-09
はいけい女王様、弟を助けてください
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店/ |
発売年月日 | 1998/03/31 |
JAN | 9784198608293 |
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はいけい女王様、弟を助けてください
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
病気の弟は特別扱いされる事が多くうらやましく思う。 病気を治してもらうために女王に会いに行こうとしたり、名医に直談判したり。動機は両親に自分を見てもらいたいというところだったかもしれないけれど。 LGBTの人が出てきたり内容がとても濃いように思う。
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不治の病におかされた子供のお兄ちゃんの物語。 コリンはあんまり思慮深くないけれど、豊かな発想と行動力を持った子供らしい子供。 自由に考えて行動できるのは、資質もあるけれどそう育てられたからというのもあるのだろう。 コリンが預けられた家の従兄、アリステアとは対照的。 日本語訳の...
不治の病におかされた子供のお兄ちゃんの物語。 コリンはあんまり思慮深くないけれど、豊かな発想と行動力を持った子供らしい子供。 自由に考えて行動できるのは、資質もあるけれどそう育てられたからというのもあるのだろう。 コリンが預けられた家の従兄、アリステアとは対照的。 日本語訳の出版は1998年。原書は90年(89年?) その時読みたかったなあ。 その時代にこれを書いてくれたのか、というのと、その時代ってこんなだったか、というのと、両方思った。 まだ子供には優しい嘘をついて蚊帳の外に置く時代だったんだなあとか。 表紙の絵があんまり好きじゃなくて読もうと思いつつ後回しにしていたのを後悔した。 なんでもっと早く読まなかったんだ! よく見たら絵もいいじゃないか! 訳の言葉の選び方がちょこっとだけ残念。(文章自体は軽やかに読みやすい) ウイルスの名前が間違っているのと、「女王様」と。 後書きからすると善意のマジョリティっぽいから仕方ないのかもしれないけれど。
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再読。末期ガンの弟のためにイギリス女王に手紙を書く兄の話、と書くとすごく悲壮感あふれてるように聞こえるけど、実際には主人公コリンは子どもらしい子どもで、弟が死ぬなんて夢にも思わず、「世界一の名医にかかったらきっと治るだろう」と楽天的な気持ちで女王に手紙を書く。コリンは至って気楽...
再読。末期ガンの弟のためにイギリス女王に手紙を書く兄の話、と書くとすごく悲壮感あふれてるように聞こえるけど、実際には主人公コリンは子どもらしい子どもで、弟が死ぬなんて夢にも思わず、「世界一の名医にかかったらきっと治るだろう」と楽天的な気持ちで女王に手紙を書く。コリンは至って気楽に行動しているんだけど、傍から見ればそれはとても悲壮なものに見えてしまう。 弟への愛情というよりヒーロー願望で次から次へと行動を起こすコリンは、客観的に見れば非常に子どもらしく迷惑だ。コリンの動機を知りながら読むと「もっと優しくしてやってよ」と思うけれど、実際に何も知らなければ「自分勝手で迷惑な子ども」と思うだろうし、知っていても思うかもしれない。世界中で不治の病にかかっているのは、コリンの弟だけではないのだから。 前半のコリンの行動は浅慮で失敗するのがわかってるから見ててむず痒くなってしまうけれど、『女王』と出逢ってからクライマックスまでの流れがとても好きだ。邦題も素敵だけれど、原題の「Two weeks with the Queen」の方が本の内容に即していると思う。 あと、最近ファンタジー作品を読んでいたせいか、なんだかイギリス女王のことも考えてしまった。彼女だって、助けられるなら、助けたいだろう。でも、それはできはしないのだ。
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