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アフリカでケチを考えた エチオピア・コンソの人びとと暮らし ちくまプリマーブックス118
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アフリカでケチを考えた エチオピア・コンソの人びとと暮らし ちくまプリマーブックス118

篠原徹(著者)

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アフリカでケチを考えた エチオピア・コンソの人びとと暮らし ちくまプリマーブックス118

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1998/03/25
JAN 9784480042187

アフリカでケチを考えた

¥220

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2016/06/13

「エチオピアは飢餓と貧困のイメージがつきまとっているが、ただ貧しさについ連動して、すさんでいるという印象を持ってしまうとそれは大きな間違いである」 なるほど。貧困という言葉からは、1日の生活を送ることが精一杯というような生活をイメージしていたが、コンソの人々は生活の知恵と自信、...

「エチオピアは飢餓と貧困のイメージがつきまとっているが、ただ貧しさについ連動して、すさんでいるという印象を持ってしまうとそれは大きな間違いである」 なるほど。貧困という言葉からは、1日の生活を送ることが精一杯というような生活をイメージしていたが、コンソの人々は生活の知恵と自信、徹底した価値観、貧しい中でも人々の品格を持っているらしい。 本の中で面白い一節を取り上げる。「二日酔いした時はどうしたら良いか」「朝酒だ。朝にタッラ(大麦から作ったビールより軽い酒)を飲めばなおる。なおれば昼からタッジ(蜂蜜酒)がうまい。そして夜はまた繰り返す」 うん、とてもおもしろい。 この本は私のなかの貧困のイメージを大きく変えてくれた。アフリカに「ケチ」なんてあるのかと思った事がこの本を手に取ったきっかけである。「ケチ」という言葉を「有効活用」でしか表現出来ないのが日本の文化の中にあるということだが、彼らには生きる知恵と強さがあることを学んだ。また読みたい。

Posted by ブクログ

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