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パリを食べよう 知恵の森文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 2006/02/06 |
JAN | 9784334784119 |
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本書の出版は2006年だから、パリのライヴなグルメ・ガイドブックではない。ただし、食を軸としたエッセイとして、パリの雰囲気は濃厚に伝わってくる。つまり「食べよう」本ではなく、パリを伝える本だ。マグレブのエスニックなクスクスから、トゥール・ダルジャンに集う人々にいたるまで、パリの素...
本書の出版は2006年だから、パリのライヴなグルメ・ガイドブックではない。ただし、食を軸としたエッセイとして、パリの雰囲気は濃厚に伝わってくる。つまり「食べよう」本ではなく、パリを伝える本だ。マグレブのエスニックなクスクスから、トゥール・ダルジャンに集う人々にいたるまで、パリの素顔の側面を実にうまく描いてみせる。それには著者の絵もまた寄与するところが大きいだろう。そして、ここに語られているように、多様性こそがパリの本質であることに気づく。パリを懐かしみ、そして強烈にパリを再訪したくなるなる本だ。
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読書録「パリを食べよう」3 著者 こぐれひでこ 出版 知恵の森文庫 p38より引用 “昔から(昔は、かな?)女が料理するっていうのが家庭のふつう の姿だったはずなのに、レストランの料理人が男の仕事というこ とになったのは、いったいどういう事情なんだろう。” イラストレータ...
読書録「パリを食べよう」3 著者 こぐれひでこ 出版 知恵の森文庫 p38より引用 “昔から(昔は、かな?)女が料理するっていうのが家庭のふつう の姿だったはずなのに、レストランの料理人が男の仕事というこ とになったのは、いったいどういう事情なんだろう。” イラストレーターでエッセイストである著者による、パリの食 文化について書かれた一冊。 レストランとビストロの違いについてからフランス料理とイタ リアンの関係についてまで、淡い雰囲気のイラストと共に書かれ ています。 上記の引用は、女と男の味について書かれた一文。 これは多分、体力勝負になってしまうからではないでしょうか? 大勢のお客のために料理を作るには、多くの仕込みと調理をし続 けなければならないでしょうから。まぁ勝手な推測ですが。 文章とイラストの味わいがよく合っていて、味についての偉そ うな講釈もないので、気持ちのよい一冊です。 ーーーーー
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こぐれさんの文章って凄く面白い! ここに載っている、パリの下町の、別に星つきとかじゃない(でも美味しい)昔ながらのビストロでゴハンが食べたいな、と思う。
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