生きていてよかった！

Yasuko(著者)

• 販売会社／発売会社: 新風舎/
• 発売年月日: 2006/02/05
• JAN: 9784797479447

商品レビュー

2009/07/19

この本は、主人公のyasukoさんの実体験のお話です。
yasukoさんは、劇症型心筋炎という病気にかかり、一度死の淵をさまようことを経験してします。
命は助かったものの、左足が負傷し、かろうじて残ったぐらいになってしまいました。
夫と息子２人の家族を持つyasukoさんは、お見舞いに来てくれる親戚や近所の人・なにより家族の「子はかすがい」という言葉があるように息子の声を聞いて「私は生きなければならない。死んだほうがましだ、なんて思ってはいけない。ここに私を必要としてくれる人がいる」という言葉を書いていました。
この言葉は私の心のなかに大きく残りました。
自分を必要としてくれる人がいるのはとても幸せなことだと思うから、そう思うと自然とみんなにやさしい気持ちになれます。
私は、この本を読んで毎日日々生活していることで「生きていてよかった」と思うことがたくさんあるんだなと改めて気づかされました。
ただ普段自分が気づいていないだけで、生きていられることがどれだけ幸せなことなのかを改めて思いました。
さまざまな場所での”新しい出会いを大切にするべきであり、大勢の人と接することで、知りえる”価値観”や”人生観”が見えてくると思います。
日常のごく普通のことが「それが当たり前！」と思わないで一日一日を大切に過ごすことの大切さをこの本を読んですごく感じました。