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ノモンハンの戦い 岩波現代文庫 社会127
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2006/01/17 |
JAN | 9784006031275 |
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ノモンハンの戦い
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ノモンハンの戦い 著:シーシキン 編訳:田中 克彦 岩波現代文庫 社会127 ノモンハンとは、1939年に発生した、ソ連・モンゴル満国帝国の国境における、ソ連、モンゴル、満州、日本(関東軍)の国境紛争である どの国からも宣戦布告がなかったので、戦争とはみなされてはおらず、その内...
ノモンハンの戦い 著:シーシキン 編訳:田中 克彦 岩波現代文庫 社会127 ノモンハンとは、1939年に発生した、ソ連・モンゴル満国帝国の国境における、ソ連、モンゴル、満州、日本(関東軍)の国境紛争である どの国からも宣戦布告がなかったので、戦争とはみなされてはおらず、その内容についても公表はされていないが、モンゴルだけは戦争と認識している それは、戦いがすべて、モンゴル領内で行われたからである、 戦闘の規模、期間から、あきらかに紛争ではなく、組織的な戦争である 本紙は、ソ連側に残っていた資料について、ソ連崩壊後に公開されたのを機に、あらためてソ連、モンゴル側からこの戦争を俯瞰する 日本国内でノモンハンはあっても、ソ連側からみた、ノモンハンはこれまでは伺いしれなかった 原因 1932年に成立した満州国と、モンゴル人民共和国との国境策定は不透明であり、両国の見解に相違がしょうじていた 日満サイドは、南満州鉄道の延伸、ソモサイドは、モンゴル人民共和国の保護、遊牧民の保護とという意味より満州国・モンゴル国、当時国の意思に反し、日本、ソ連の影響を受けてしまう ハルハ河の領有、水利をめぐって、満州国とモンゴルは、こぜりあいを繰り返していたが、背後にいる日本、ソ連を巻き込んで、ついに本格的な武力衝突が発生してしまう ノモンハンとは ノモ=書物=法、ハーン=王、つまり、法王、仏教の法王を意味するが、そのような地名はない ハルハ河からの水路の1つ、ノモンハーネイ・ブルド・オポー、法王水塚を、ノモンハンと称している 日本人観光客のために、「ノモンハン」という碑がたっているという 結論 5月の紛争発生 7月の日本軍の攻勢 8月のソ連軍の反攻と停戦 趨勢はソ連・モンゴルに帰し、ソ連有利のソ満国境の策定が行われた 日満 37,284名 ソモ 17,000名 であるが、双方とも、犠牲者の数を過小報告する傾向があり実態は不明である 戦車、装甲車、航空機による共同作戦 機甲部隊による日本軍の背後からの迂回攻撃 防衛拠点での、火焔放射の有効運用 経緯 5月11日~5月31日 日本軍 第23歩兵師団、第26師団第64歩兵連隊 ソ連 第6騎兵師団、第15、第17騎兵連隊、独立騎兵中隊、装甲中隊、工兵中隊、第11戦車旅団 6月22日 ソ連機95機、日本機120機との衝突 7月02日~7月05日 日本軍 第64,71,72 歩兵連隊、23騎兵連隊、23歩兵師団、26,28 歩兵連隊、7歩兵連隊 3,4 戦車中隊、興安騎兵師団(4,5,12騎兵連隊)、1,7,8騎兵連隊 ソ連 11戦車旅団、149狙撃連隊、モ 6騎兵師団、8騎兵師団 バヤン・ツァガーン山、ハルハ河西岸 7月07日~7月13日 ハルハ河東岸、レイゾフ高地 7月23日~7月25日 ハルハ河東岸 8月20日~8月23日 日本軍 7,23歩兵師団、満州軍混成歩兵旅団、8国境守備隊、重砲3個連隊、14歩兵旅団 ソ連 独立左翼支隊、71,26歩兵連隊、72,64,26歩兵連隊、23師団歩兵師団、26歩兵連隊、25,27歩兵連隊 大砂丘群、フイ高地南面 8月24日~8月27日 大砂丘群 8月28日~8月31日 レミゾフ高地 目次 この本を手にする読者のために 一九三九年のハルハ河畔における赤軍の戦闘行動(S.N.シーシキン大佐) 序論 日本帝国主義者の計画とモンゴル人民共和国への攻撃準備 結語 ハルハ河の回想(シーモノフ) あとがき ISBN:9784006031275 出版社:岩波書店 判型:文庫 ページ数:200ページ 定価:1000円(本体) 2006年01月17日第1刷 2006年04月14日第4刷
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2006年刊。ノモンハン事件に関するソ連側史料。前半は「1939年のハルハ河畔における赤軍の戦闘行動」(シーシキン著、1946年刊)、後半は「ハルハ河の回想」(シーモノフ著、1969年刊)であり、当該事件に関するソ連側の見方が判る。これを日本側史料、モンゴル側史料と付き合わせる必要があろう。なお、後者は事件の戦闘行為がほぼ収束した1939年8月後半以降の記述しかないことは付言する。
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[ 内容 ] はじめて翻訳紹介される一九三九年ノモンハン事件のシーシキン文書。 モンゴルと満州国の両境紛争が、なぜ日本関東軍とソ連赤軍の双方二万の死傷者を出す四カ月の本格的戦争に至ったのか。 作家シーモノフによる従軍記を加え、モンゴル語、ロシア語文献を渉猟した詳細な注と解説が謎の戦争の経過と真実を明らかにする。 [ 目次 ] 一九三九年のハルハ河畔における赤軍の戦闘行動(S.N.シーシキン大佐)(日本帝国主義者の計画とモンゴル人民共和国への攻撃準備;結語) ハルハ河の回想(シーモノフ) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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