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部首のはなし(2) もっと漢字を解剖する 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2006/01/25 |
JAN | 9784121018311 |
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部首のはなし(2)
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部首のはなし(2)
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商品レビュー
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7件のお客様レビュー
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阿辻哲次著『部首のはなし2-もっと漢字を解剖する』(中公新書) 2006.1.25発行 2021.7.23読了 『部首のはなし』という本が同じレーベルから出ているが、こちらの『部首のはなし2』は絶版になっていて、偶然古本屋で陳列されていたものを購入。この著者の本はすでに何冊か読んでいるが、とにかく面白い。ちょっとしたネタにもなるし、勉強にもなる。まさに一石二鳥である。 本書で取り上げられているところで例を示すと、例えば、漢和辞典はレイアウトやデザイン、収録字数の違いだけで中身は全て同じだと思っていなかっただろうか。筆者によると、漢和辞典における部首の配属は編者の文字解釈が反映されたものであり、辞典によってその配属が異なることもまれではないようだ。 具体的を挙げると、«所»という漢字は、«戸»と«斤»に分解できるが、現行の漢和辞典では«戸»部に入れるものと«斤»部に入れるものが混在している。いまの漢和辞典の規範である『康煕字典』では「所」は«戸»部に入っているが、最古の漢字字典である『説文解字』では«斤»部に所属する漢字とされている。学生向けの漢和辞典では«戸»部に入っているものが多く、«斤»部に入ると答案に書けばバツを付けられることになろうが、これは本来の学問の在り方としては間違っているだろう。 ほかにも、学生向けの漢和辞典の弊害というべき例があって、その一つに「色」という漢字がある。「色」は後背位の象形文字なのだが、まさか「後背位を象ったもの」とは書けないので、「男女がなかよくしている様子を象ったもの」とばかして説明しているようだ。 とにかく字源を知りたいというのなら、学生向けの漢和辞典はおススメできないということになろう。 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000008071093
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『部首のはなし』(中公新書)の続編です。今回も、50の部首が取り上げられ、それらにまつわるさまざまな薀蓄が披瀝されています。 身近な漢字が取り上げられていますが、これまで知らなかった話が満載で、楽しんで読みました。
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部首のはなしは、本屋さんにならんでいたのですぐに購入しました。 漢和辞典で、部首で探すのに苦労していたからです。 最近の漢和辞典では、配置していない部首の項に、どの部首に配置しているかの索引を最初に記載しているものもあり助かっています。 部首ごとに詳しい話の続きが書かれているので、漢字の専門家でないものにとっては参考になります。 全部の部首について、完結されるのを願っている人は多いようです。 ps. 最近は辞書を引かない人が多いかもしれません。 あるいは、コンピュータでいろいろ検索できるので、漢和辞書の使いづらさには興味がない人も多いかもしれません。 今昔文字鏡があれば、必要な文字が、部首からだけでなく、それよりももっと小さい漢字の一部から検索できます。 部首のはなしに、今昔文字鏡の説明があるともっとよかったかもしれません。
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