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邪馬台国論争 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2006/01/23 |
JAN | 9784004309901 |
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邪馬台国論争
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商品レビュー
2.7
4件のお客様レビュー
邪馬台国、卑弥呼。いずれも古代史の謎である。 九州出身者としては邪馬台国九州説に一票入れたいが、そうもいかない。三角縁神獣鏡と前方後円墳で邪馬台国近畿説が有力になった時期もあったが、三角縁神獣鏡自体が魏の卑弥呼に対する贈り物ではないとの説に立つと地理的な面からも九州説が盛り返して...
邪馬台国、卑弥呼。いずれも古代史の謎である。 九州出身者としては邪馬台国九州説に一票入れたいが、そうもいかない。三角縁神獣鏡と前方後円墳で邪馬台国近畿説が有力になった時期もあったが、三角縁神獣鏡自体が魏の卑弥呼に対する贈り物ではないとの説に立つと地理的な面からも九州説が盛り返してくる。意外と帚木蓬生氏の日御子のストーリーが正しいかも・・・。
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歴史上において、その実態が未だよく分かっていない“ミステリー”はいくつか存在する。しかし、中でも邪馬台国ほど、多くの人を魅了してきたミステリーはないだろう。本書は、そのミステリーに魅了された歴史家の奮闘の跡をたどったものである。 『魏志』諸本の比較検討という「文献考証」によって...
歴史上において、その実態が未だよく分かっていない“ミステリー”はいくつか存在する。しかし、中でも邪馬台国ほど、多くの人を魅了してきたミステリーはないだろう。本書は、そのミステリーに魅了された歴史家の奮闘の跡をたどったものである。 『魏志』諸本の比較検討という「文献考証」によって邪馬台国大和説を主張した内藤湖南を起点として、そこに、考古学の分野から遺跡や出土品をめぐる議論が加わり、さらに「マルクス主義歴史学」の興隆によって、邪馬台国の社会構造をめぐる議論が盛んになっていく。 こうして見ると、歴史家というのは様々な影響を受け得る“媒体”であることが分かる。先行研究に対する憧れや反発、さらには世の中の潮流など、様々な影響の下で既存の研究とは異なる見解が打ち出され、そこから、さらに新しい論点が生まれる・・・こうした「歴史」を生み出してきた“歴史家の営み”こそが、本書のテーマであると言えよう。 ※追記 ただし、本書の記述については不満もある。例えば、本書を「ささやかな「内藤湖南外伝」とも呼べるであろう」と位置づけているように、著者は邪馬台国大和説に立っている。それ故に、邪馬台国九州説に対してはかなり冷淡である。ある程度の偏りは仕方ないとしても、タイトルを「邪馬台国論争」としている以上、もう少し両者の記述のバランスは図られてしかるべきであろう。
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本当の意味では読了していません。文字を追っただけです。僕には難しすぎました。入門書のそのまた入門書から入るべきでした。評価をするなんておこがましくて(T_T)。 本書は邪馬台国論争にそれなりの知識が持つ方が過程を整理すべく読む本であり、また、内藤湖南さんの論考の軌跡とそれがもたら...
本当の意味では読了していません。文字を追っただけです。僕には難しすぎました。入門書のそのまた入門書から入るべきでした。評価をするなんておこがましくて(T_T)。 本書は邪馬台国論争にそれなりの知識が持つ方が過程を整理すべく読む本であり、また、内藤湖南さんの論考の軌跡とそれがもたらした論議を評価するもの。
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