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ブルックスの知能ロボット論 なぜMITのロボットは前進し続けるのか?
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | オーム社/ |
発売年月日 | 2006/01/30 |
JAN | 9784274500336 |
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ブルックスの知能ロボット論
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邦訳がわかりづらく,また,縦書きのため読み易くはないが,それらを気にしなければ,書物としては充分に読み応えのある本.▼「ロボット」というと,日本では「日本が世界でイチバン」という風潮があるが(指標によっては当然一番であるものは多い),「認知」や「知能」といった方面では際立った成...
邦訳がわかりづらく,また,縦書きのため読み易くはないが,それらを気にしなければ,書物としては充分に読み応えのある本.▼「ロボット」というと,日本では「日本が世界でイチバン」という風潮があるが(指標によっては当然一番であるものは多い),「認知」や「知能」といった方面では際立った成果を上げていない(無論,この分野で「際立った成果」というのは日本に限らず少ないものである).▼本書は前半で,AI研究の歴史的文脈からの「知能ロボット」へのアプローチをわかりやすく紹介している.単なる計算機ではない,実環境において身体を持つロボットだからこそ「知能」という相が表出されるのではないか,という話.▼後半では,ロボット技術を含めた大きな意味での科学技術が,今後私たち人間の社会を,身体を,知能を,存在をどのように変え得るのかを論じている.それは哲学,宗教,倫理を含む問題であり,著者の主張や見解を受け入れづらい人もいるだろう.▼まとめれば,いい内容なのに,訳と編集の仕方が悪く,読みづらいものとなってしまった惜しい本.
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