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新聞があぶない 新聞販売黒書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 花伝社/共栄書房 |
発売年月日 | 2006/01/20 |
JAN | 9784763404589 |
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新聞があぶない
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新聞業界の発行部数の粉飾の元凶である「押し紙制度」を追求するルポタージュ。押し紙とは、新聞各社が販売店に必要部数より多くの新聞を納入し、全部数の卸代金を新聞社が徴収する慣行で、販売店にとっては「使い道のない無駄な新聞が毎日、積み重なっていく中で、売れてもいない新聞の代金は新聞社に支払い続けなければならない」という、ヤクザのみかじめ料みたいな制度のこと。これがまかり通っていたんだから、そりゃ新聞が社会の木鐸であるなんていう評価が空虚に聞こえるようになるのも止む無しだな、というところ。 14年前(2006年)に発行された本であり、押し紙制度はどうやら2008年には廃止されたらしい。それによって今(2020年)の販売店と新聞社の関係性はどうなったのか、販売店はまともに生活できるようになっているのか、といったところは気になる。 近所の読売新聞の販売店には、最近、Amazonの宅配荷物が山積みされてることがよくあるので、今の新聞販売店は「新聞小売」ではなく「宅配業」として生き残っているのかな。 押し紙制度がなくなった今、この分野のルポとしては「古典」になってしまった本書。非人道的な制度が無くなったことは良しとして、かつて新聞業界にこういう闇があった、ということを後世に伝える役割を、この本は今後、担っていくことになるのかもしれない。
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