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能面殺人事件 新装版 高木彬光コレクション 光文社文庫

高木彬光(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/
発売年月日 2006/02/08
JAN 9784334740221

能面殺人事件 新装版

¥660

商品レビュー

3.9

7件のお客様レビュー

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2010/05/28

探偵作家クラブ賞を受…

探偵作家クラブ賞を受賞した著者の第二長編。エッセイ「新青年の思い出」は、戦前の探偵小説が好きな私には胸を打つものがあった。

文庫OFF

2021/01/22

双葉文庫の方で読んだのだが、再読記録はタイムラインに上がらないのでこちらで書く。ちなみに初読は2019年7月。 化学博士の千鶴井壮一郎が不審死を遂げて十年後、千鶴井家に残された家族が次々に死んでいく。しかも外傷も毒物の跡もなく、揃って心臓発作で。一体犯人はどうやって殺したのか。...

双葉文庫の方で読んだのだが、再読記録はタイムラインに上がらないのでこちらで書く。ちなみに初読は2019年7月。 化学博士の千鶴井壮一郎が不審死を遂げて十年後、千鶴井家に残された家族が次々に死んでいく。しかも外傷も毒物の跡もなく、揃って心臓発作で。一体犯人はどうやって殺したのか。 探偵役が作家さんと同名の高木彬光。しかしこの高木探偵、どうも偏屈で頼りない。挙げ句に途中で突然離脱。 事件は助手役で千鶴井家に居候している柳の手記で語られるスタイル。 綾辻さん作品を読みふけった者としてはここに仕掛けがあるのだろうなと予想出来るものの、更にもう一捻りあったのは良かった。 あとがきにて作家さんご本人が指摘されているようにトリックや科学的事象としては?な部分もあるが、終戦直後の混乱期を舞台にしているので許容範囲。 千鶴井家の面々があまりにも極端な人々ばかりなので感情移入出来ず物語自体には入り込めなかったが、その分ミステリーに絞って読んだ。ただ石狩検事の純愛には驚かされた。 密室トリックは図が欲しかった。私の読解力不足のせいもあるが。 高木さんは「刺青殺人事件」の衝撃が大きかったのでそれに比べるとインパクトは落ちるが、当時としてはこの仕掛けも新鮮だっただろう。

Posted by ブクログ

2014/08/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

☆能面殺人事件 やけに本作品内の登場人物「高木彬光」が筆記者にけなされるなあ、と不審に思うことしきりだったが、本作の結末を読めば執拗に書かれる悪口等等にも納得がいく。 記述者=探偵=犯人という図式は今では珍しくもないのかもしれない。 柳君の叙述トリックが本作のミソ。刺青殺人事件と同じく、機械トリック自体には特筆すべきものはないとの感想。 ★第三の回答 ポーの盗まれた手紙に新解釈を加えつつ、砒素の入った白粉入れは犯行後に意図的に置かれたものだったということを推理。 ☆大鴉 顔を潰された死体は入れ替えトリックで使われる常套手段だが、本作ではそれを逆手にとって、運び手に誰を運ばせているかを悟らせず、かつ心理的ショックを与える(これは結果的なものだったが)として利用されている。

Posted by ブクログ

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