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酒肴酒 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 2006/02/08 |
JAN | 9784334740276 |
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酒肴酒
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商品レビュー
3.9
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一週間の旅行中、ずっとこの本を読んでいた。 移動の飛行機や新幹線の中で、ふっと空いた時間の隙間で。 広島に向かう飛行機の中で、広島の牡蠣がいかに美味なのかを読み、神戸に行く前日のベッドの中で神戸での飲食の喜びや楽しみを読む。 昭和30年代の風俗などは、ピンとこない部分も割とあったけれど、美味(特に酒)についてこれほどまでに愛情込めて描かれると、眉間にしわを寄せている場合ではない。 ついつい口元がほころんでしまうではないか。 移動中なのに。 随筆なのかと思いきや、明らかにこれは創作物というものも多く、どこまでを信じてよいのやら。 もはやこれすべてが酔っ払いのたわごとなのか? 最初の方の、戦中戦後の食糧難の話なんぞ、「吉田茂の息子でも、大変だったんだなあ」なんてしみじみ読んでいたのに。 後半は特に、連想ゲームのように話がどんどんズレて行って、これは絶対確信犯。 特に『禁酒のおすすめ』なんぞは、「酒などまずい」「飲むべきではない」というテーマで書こうとしながら、何度も何度もお酒が美味しい話に着地してしまう。 それを何度も何度も、「最初から書き直しだ」などと書いては、またお酒に対する愛情を爆発させている。 わかっちゃいるけど、笑わずに読めようか。 普段だったら一気に読もうとしてしまうけれども、一週間かけてちびちび読んでよかった。 だってずっと楽しめたもの。
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大正時代に書かれた文章中に紹介されていた店で、今も営業しているところがあると知り、機会があればぜひ訪れてみたいものだと思った。
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晦渋な文章みたいな触れ込みでしたが、別にどうってことはないかなと思いました。確かにしつこいかもとは感じつつ。 さておきやっぱこれは金持ちにしか書けないものですな。品があって酒と食べ物が美味く思えてくるのは間違いないけど、羨ましいとか憧れは全然感じない。 違う世界の言わば御伽噺の世...
晦渋な文章みたいな触れ込みでしたが、別にどうってことはないかなと思いました。確かにしつこいかもとは感じつつ。 さておきやっぱこれは金持ちにしか書けないものですな。品があって酒と食べ物が美味く思えてくるのは間違いないけど、羨ましいとか憧れは全然感じない。 違う世界の言わば御伽噺の世界ですな。
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