ジョゼ・モウリーニョ 勝者の解剖学

パトリックバークレー(著者), 中島英述(訳者)

• 販売会社／発売会社: 宝島社/
• 発売年月日: 2006/02/15
• JAN: 9784796651103

商品レビュー

2013/08/28

チェルシー就任して数年後に出版されたモウリーニョ本で、生い立ちから、チェルシーの監督就任までのあまり書かれたことなかった背景を関係者などから言葉を聞いて書かれた本。パブリック的には傲慢で、敵をあえて作ろうとしている感のあるモウリーニョも、実際に知る人物から見える実像とのかい離や、実際に戦ったモイーズの言葉から見ても、魅力的な存在である事は十分わかるし、レアル・マドリー時代は失敗しても、チェルシー時代をはじめ、その後就任したインテルでも癖の強い選手たちから愛される理由の一端がわかると思う。問題は翻訳が酷過ぎるレベルという事で、選手名は色々な呼び方があるから何とも言えないが、それ以外の誤解を与える誤字が多く、また、言葉の選び方も読みづらさを強めた

2011/12/01

ジョゼ・モウリーニョの生い立ちから、成功までを綿密に取材した作品です。
内容が、自伝長なのに、本人の談話が全くないのはいかがなものか。
モウリーニョに関することは、自伝「ジョゼ・モウリーニョ」の方をよまれた方が良いかもしれません。

2010/06/11

インテルの監督に就任する前(今はレアルの監督になったが、、、)であるチェルシー監督時代に書かれた本書。

必須となるライセンスの取得から監督を受けるチーム選択まで、ゴール(ポルトガル代表監督)へ向けた目標設定と目標までのステップが非常に計画的であることにすごさを感じた。

マスコミなどに対して辛口の意見をたくさん行って物議を醸す監督でもあるが、実際は非常に人に対して気を使う監督。

翻訳業務を行っていた時代の有名な監督、監督業務を行ってからは選手に非常に信頼されていた(いる)ことからよくわかる。

他人が求めていることを察知する能力が優れていないと、なかなか多くの人の信頼を勝ち取るのは難しいはず。

やっぱり、モウリーニョは僕にとってすごく興味深い人。