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小指の先の天使 ハヤカワ文庫JA
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小指の先の天使 ハヤカワ文庫JA

神林長平(著者)

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小指の先の天使 ハヤカワ文庫JA

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2006/03/15
JAN 9784150308414

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商品レビュー

4.1

20件のお客様レビュー

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2010/05/28

氏の作品を読んでいる…

氏の作品を読んでいると、普通の小説では使ってない脳の一部を使ったなぁと思うし、現実の感覚が揺らいでしまう様な感じになるのが好きです。1編1篇が何年も経って書かれているのでこの1冊に20年費やしたそう!地球環境が悪化して、人々は仮想空間に意識だけをつなぐか、荒廃した地上に残るかに分...

氏の作品を読んでいると、普通の小説では使ってない脳の一部を使ったなぁと思うし、現実の感覚が揺らいでしまう様な感じになるのが好きです。1編1篇が何年も経って書かれているのでこの1冊に20年費やしたそう!地球環境が悪化して、人々は仮想空間に意識だけをつなぐか、荒廃した地上に残るかに分かれる。現実と仮想空間に纏わる連作短編集で、やはり人とは何かという氏の問いが根底にあります。「抱いて熱く」→「なんと清浄な街」→「小指の先の天使」→「猫の棲む処」→「意識は蒸発する」→「父の樹」の6編で1つ1つの物語の時代がかなり

文庫OFF

2010/05/28

それぞれ独立した短編…

それぞれ独立した短編集ですが、いずれもテーマが連関しており、連作短編と考えられます。内容は要するに「マトリックス」の話ですが、おそらく著者が独力で考えてこれだけの内容になったと思われます。神林氏って本当に天才なんだと感心します。ただ、説明がくどく難解で神林氏の著作に慣れていないと...

それぞれ独立した短編集ですが、いずれもテーマが連関しており、連作短編と考えられます。内容は要するに「マトリックス」の話ですが、おそらく著者が独力で考えてこれだけの内容になったと思われます。神林氏って本当に天才なんだと感心します。ただ、説明がくどく難解で神林氏の著作に慣れていないとかなり読みにくいのではないかと思います。この本を読む前に著者の他の作品で氏独特の文体に慣れてから本書を読むことをお勧めします。

文庫OFF

2023/08/13

雰囲気が外国の作品のように感じた、登場人物の名前は日本人なのに… 雪風もこんな雰囲気だったかもしれない。 だけど、解説の桜庭一樹さん程にはハマれなかった。

Posted by ブクログ

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