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トーテム 完全版(上) 創元推理文庫

デイヴィッド・マレル(著者), 公手成幸(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2006/03/24
JAN 9784488157029

トーテム 完全版(上)

¥605

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2024/02/23

マレルといえば「一人だけの軍隊 ランボー」はじめ、追われる者と追う者のドラマが真骨頂だが、この話はスティーブン・キングの「呪われた町」の影響で書いたとか。地方都市で起きる怪事件から始まる恐怖とアクションのモダンホラー小説。 牧場主が見つけた雄牛の死骸は無惨に噛み裂かれていたが食...

マレルといえば「一人だけの軍隊 ランボー」はじめ、追われる者と追う者のドラマが真骨頂だが、この話はスティーブン・キングの「呪われた町」の影響で書いたとか。地方都市で起きる怪事件から始まる恐怖とアクションのモダンホラー小説。 牧場主が見つけた雄牛の死骸は無惨に噛み裂かれていたが食われた形跡がない。どんな獣に襲われたのか!?獣医師は検死の最中に何者かに襲われ急死。更には噛み裂かれた男の死体、襲われる人たちも現れる。警察署長のスローター、新聞記者のダンロップは連続する事件に振り回される。そして、暴れて人を襲った少年の行方を追って深夜に警官たちは森に捜索に入る。 案の定、緩慢な前半だ。まるでどんな話にしようか迷ってるのかと思うほどに盛り上がらない。だから読むのに時間もかかる。しかし読み進むうちに第三部350ページあたりから事件は動き始める(随分と待たせます)。なんだ、なんだ、襲ってくるのは獣ではないのか!?‥人間か? 今のところホラー感は薄い。人物描写や状況説明たっぷりで盛り上がりに欠ける。ホラー作家ではないからあまりうまくないのか、それともこれから盛り上がるのか!?上巻のラストはかなり期待をさせる。このまま下巻を読むべきか、少し時間を置くべきか。どうしようか。

Posted by ブクログ

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