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最後の晩餐 光文社文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 2006/03/20 |
JAN | 9784334740412 |
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最後の晩餐
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最後の晩餐
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商品レビュー
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11件のお客様レビュー
いろいろな「食べる」について書かれています。 食べられないとき。 食べざるを得ないとき。 楽しんで食べるとき。 飽食のその先…。 今、私は「楽しんで食べ」ることができています。幸せなことです。さて、この先は? 私の最後の晩餐はどんなふうになるのでしょう?
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そういえば、物を食べることにより、私たちは牛や豚や魚や鳥や野菜を殺しているのだった お皿に並んでいるときはすでに形もなければ、鳴きもしないから忘れていた 私たちは毎日人殺しをして、人の子供を奪い、その子供を食らっているのと同じである でもそうやって、世界は回っていく それが悪く...
そういえば、物を食べることにより、私たちは牛や豚や魚や鳥や野菜を殺しているのだった お皿に並んでいるときはすでに形もなければ、鳴きもしないから忘れていた 私たちは毎日人殺しをして、人の子供を奪い、その子供を食らっているのと同じである でもそうやって、世界は回っていく それが悪くも良くもなく、ただ緩慢で残酷な地球の公転か、 いつか我々が卵の側になるとしても
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いくら開高健とは言え、食がテーマとあればお気軽なエッセイ的な感じで読めるのか…と思って読み始めてみたらそんな甘い考えは通用せず。 冒頭の重さったら。。いくら「食」が引っ掛かってるとは言え、一切食欲を湧き立たせないようなテーマ設定。お気軽エッセイを期待した層を裏切ってやろうという...
いくら開高健とは言え、食がテーマとあればお気軽なエッセイ的な感じで読めるのか…と思って読み始めてみたらそんな甘い考えは通用せず。 冒頭の重さったら。。いくら「食」が引っ掛かってるとは言え、一切食欲を湧き立たせないようなテーマ設定。お気軽エッセイを期待した層を裏切ってやろうという遊び心なんでしょうか。「食」のあられもなさ、エゲツなさが語られ、ページ進みも重かったです。義務感で書いているような印象も。 中盤の「芭蕉の食欲」あたりからは様相が変わって、今度は素直な方の遊び心が出てきて、こちらは読んでいる方も食欲を刺激される文章。最後にカニバリズムの話になるけれど、冒頭よりは遥かに読みやすい印象でした。 しかし、読み終わって印象に残っているのは、冒頭の重々しいくだりから「食」って何なんだろう?と考えさせられたこと。悩ましいものです。
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