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蜘蛛の誘い 創元推理文庫
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蜘蛛の誘い 創元推理文庫

T.J.マグレガー(著者), 古賀弥生(訳者)

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蜘蛛の誘い 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2006/02/28
JAN 9784488277185

蜘蛛の誘い

¥220

商品レビュー

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2010/06/16

 弁護士である男は、仕事が上手くいかず行き詰まっていた。男は狂気にかられ、自分の車を別の車に追突させる。  追突された車に乗っていたのは、出産を控えたFBIの捜査官だった。彼女は、一瞬にして夫と子供を失ってしまう。  狂い追われるものと、追い詰めるものの物語。  いやあ、マグレ...

 弁護士である男は、仕事が上手くいかず行き詰まっていた。男は狂気にかられ、自分の車を別の車に追突させる。  追突された車に乗っていたのは、出産を控えたFBIの捜査官だった。彼女は、一瞬にして夫と子供を失ってしまう。  狂い追われるものと、追い詰めるものの物語。  いやあ、マグレガー、やっぱ面白いよ。  「イヴのすべて 」(創元推理文庫)や「蜜のような殺意」 (創元推理文庫)のマグレガー。ちょっと前までコンスタンスに発刊されてたのに最近どうしたんだろうと思ってたら、ちゃんと出ました。    彼女の魅力は、なんといっても人間描写。  時に、ステレオだなと思わないでもない部分もあるけど、人の感情の襞を繊細にでもさっぱりと描いている。  この作品のように、弁護士の視点と、FBI捜査官の視点、そしてまた別人の視点と、色々入り乱れてるのだけど、それをきっちり書き分けているので、むしろ映画的な感じがする。  …そういや、夫君は「インディ・ジョーンズ」の脚本家でしたね。    ともあれ、元々サイキックなものが好きなのかなという感じはあったけど、これもそういうのがあります。だから、純粋にミステリーとしてはどうなの、という部分もあるけど、それがマグレガーの魅力の一つだからなぁ。    マグレガーを読むと、マイアミ行きたいと、思います。  ある意味、地元に根ざした作家だといえるんだろうな。

Posted by ブクログ

2007/11/04

マグレガーさん久々の新作!一件のひき逃げ事故を切欠に転落していく犯人の描写は相変わらず綿密でお見事。ラストまで一気に引っ張ってってくれます。超能力とか平気な方は是非!!

Posted by ブクログ

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