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水俣病誌
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水俣病誌

川本輝夫(著者), 久保田好生(編者), 阿部浩(編者), 平田三佐子(編者), 高倉史朗(編者)

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水俣病誌

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 世織書房
発売年月日 2006/02/01
JAN 9784902163216

水俣病誌

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2010/09/11

水俣病患者としての権利を求め、追求した川本輝夫氏の執念の一冊です。環境汚染、企業責任、社会の冷酷さ、人間の心、さまざまな観点から読める一冊。生い立ちから、何度となく繰り返し行われた訴訟。そのたびに本人と家族の苦悩がつづられており、それでもなお、彼が求め続けたものがなんであったのか...

水俣病患者としての権利を求め、追求した川本輝夫氏の執念の一冊です。環境汚染、企業責任、社会の冷酷さ、人間の心、さまざまな観点から読める一冊。生い立ちから、何度となく繰り返し行われた訴訟。そのたびに本人と家族の苦悩がつづられており、それでもなお、彼が求め続けたものがなんであったのかを理解できない人もいるでしょう。 時代が違うとはいえ、現代人が考えていかねばならない問題が数多く記されており、歴史教科書の一行ではとてもとても語りつくせない内容です。水俣病とはなんだったのか、国や自治体とは、人間の醜い心、その中でも正義を求め続け、必死にがんばる著者。それを見守ってきた家族。この本に出会えたことがよかったです。  この本を読んだとき、イェーリングの「権利のための闘争」を思い出しました。まさしく、なぜ戦いつづけたのか、彼がほしかったのはなんだったのか。イェーリングがいう、国民としての当然の権利だったことは確かなことだと思いました。

Posted by ブクログ

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