1,800円以上の注文で送料無料

明日なき街角 徳間文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-03-02

明日なき街角 徳間文庫

北方謙三(著者)

追加する に追加する

明日なき街角 徳間文庫

定価 ¥649

110 定価より539円(83%)おトク

獲得ポイント1P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店/
発売年月日 2006/02/15
JAN 9784198923761

明日なき街角

¥110

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2011/07/14

  私は三国志を書いている「北方謙三」しか知らなかったけれど、本来彼はハードボイルド作家だそうです。北方三国志に魅せられた私が、彼の他の著作を読んでみないことはないと思って挑戦してみました。そして私はここでも彼なりの仁義や誇りといったものを見つけました。   哲二は生き急いでい...

  私は三国志を書いている「北方謙三」しか知らなかったけれど、本来彼はハードボイルド作家だそうです。北方三国志に魅せられた私が、彼の他の著作を読んでみないことはないと思って挑戦してみました。そして私はここでも彼なりの仁義や誇りといったものを見つけました。   哲二は生き急いでいる人だと思う。哲二だけじゃなく、佐々木も古賀もそうだった。佐々木は "生きているってことが、はっきりわからなきゃつまらんだろう" と言っていた。確かにそうかもしれないとも思う。それでも、魂をすり減らすような生き方をしたいとは思わない。彼らを見ていると焦がれる気持ちと疑問に思う気持ちが交差するようでした。   そしてあのラスト。彼ららしい終り方だと思う。古賀の逝き方には涙さえでそうになる。すごく、不器用な人たちだと思う。けれど、とても人間らしい人たちだとも思う。ストーリーよりも何よりも、詰まっている内容の濃さが魅力でした。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す