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キリスト教諸教会とデモクラシー
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キリスト教諸教会とデモクラシー

Alexander DunlopLindsey(著者), 山本俊樹(訳者), 大澤麦(訳者)

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キリスト教諸教会とデモクラシー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 聖学院大学出版会/
発売年月日 2006/02/10
JAN 9784915832642

キリスト教諸教会とデモクラシー

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2006/05/01

著者リンゼイ(1879〜1952)は、オックスフォード大学のベイリオル・カレッジで学び、後年同カレッジの学長そしてオックスフォード大学の副総長を務めた、20世紀英国を代表する政治哲学者の一人と言われている。 リンゼイによると、近代デモクラシーはピューリタンの小集会の経験にさかのぼ...

著者リンゼイ(1879〜1952)は、オックスフォード大学のベイリオル・カレッジで学び、後年同カレッジの学長そしてオックスフォード大学の副総長を務めた、20世紀英国を代表する政治哲学者の一人と言われている。 リンゼイによると、近代デモクラシーはピューリタンの小集会の経験にさかのぼる。キリストの下での究極的な平等を保持しつつ各人の差異を積極的に評価するこの共同体において、民主主義的な社会が形成されていった。そしてこのような「社会」が存在することによって初めて、民主主義「国家」も担保される。国家と社会はそれぞれ異なった役割を担っており、社会が多様な価値観を開花できるよう環境を整えるのが国家の役割である。 そしてこのような社会と国家に対して重要な役割を果たすのが教会である。ここでリンゼイが考えている教会とは主に、国家の支配下にない自由教会であって、この教会こそが社会と国家の両者に各々の分を果たすよう、霊的な力を注入する重要な働きを担っている。「もし私たちが日毎の社会奉仕の仕事に夢中になって、霊の生命の力を忘れてしまいますならば、同様に私たちは社会奉仕の理想に対して不真実となりましょう」。 政治・社会問題に関わるあらゆるキリスト者にとって、注目すべき洞察に満ちた一冊である。

Posted by ブクログ

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