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ある秘密 新潮クレスト・ブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2005/11/30 |
JAN | 9784105900519 |
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商品レビュー
3.8
31件のお客様レビュー
フィクションと思って読んでたら、ノンフィクションに近い話だった。 秘密は大きなことのように思えなかったけれど当人にとっては重大なことだったんだろう。もっとボリュームをかけて記述があったなら、どんなに当人が重く感じてたか受け取れたように思う。 本自体割と薄くて、小さいブロックに分か...
フィクションと思って読んでたら、ノンフィクションに近い話だった。 秘密は大きなことのように思えなかったけれど当人にとっては重大なことだったんだろう。もっとボリュームをかけて記述があったなら、どんなに当人が重く感じてたか受け取れたように思う。 本自体割と薄くて、小さいブロックに分かれてて読み易い。
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第二次世界大戦時におけるドイツナチスのユダヤ人に対するジェノサイト(大量虐殺)の物語は多く語られている。 今でもドキュメント映像として時より引用されていることから、きっと白黒の映像を目にしたことがあるのでは。 代表的な物語は『アンネの日記』。 映画では『シンドラーのリスト』『戦...
第二次世界大戦時におけるドイツナチスのユダヤ人に対するジェノサイト(大量虐殺)の物語は多く語られている。 今でもドキュメント映像として時より引用されていることから、きっと白黒の映像を目にしたことがあるのでは。 代表的な物語は『アンネの日記』。 映画では『シンドラーのリスト』『戦場のピアニスト』などがアカデミー賞作品として知られている。 作者は自身の両親にまつわるエピソードを「ある秘密」と称して小説化した。 それは、ありきたりの悲劇物語ではなく、家庭の恥部も描く。 「そこには確かに人間の家族が存在し、いやなことも、いいことも綴られている」ことを……。 ホロコーストの映像に映る人々は、人間。 1ページで描く文字数は極端に少なく、感情を極力排除した日記のような文章が、かえって「ことの残酷さ」を象徴している。 まさに、新潮クレスト・ブックスシリーズの一冊。
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扱われるテーマ、一族が経験した悲しい出来事にそぐわないほど淡々とした文章だった。訳者あとがきを読み、それが意図されたものだとわかった。 迫害にまつわる悲劇と、その裏にあった情熱的な愛と穏やかな疎開先の様子のコントラストに心を揺さぶられた。迫害・虐殺と、情熱的な愛はたしかに同時代...
扱われるテーマ、一族が経験した悲しい出来事にそぐわないほど淡々とした文章だった。訳者あとがきを読み、それが意図されたものだとわかった。 迫害にまつわる悲劇と、その裏にあった情熱的な愛と穏やかな疎開先の様子のコントラストに心を揺さぶられた。迫害・虐殺と、情熱的な愛はたしかに同時代に存在しえたと思うけれど、ハッとさせられた。 あまりに大きな悲劇の前では、生き残った人々は口をつぐむしかないのかもしれない。 飼い犬の死を悼む気持ちがあるのに、迫害と虐殺を許容した首相とその親族への怒りが本書へとつながったというエピローグも印象に残った。人は身内にはどこまでも優しく、他人にはどこまでも残酷になることができる。 あとこの本を高校生たちが選んだということに驚いた。わたしが高校生の頃は、SNSとおしゃれすることと受験勉強ばかりで、本なんてろくに読まなかった気がする。 フランスの高校生たちは充実した読書経験を積み、本を見る目が養われているんだろうな。
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