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冒険者カストロ 集英社文庫
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冒険者カストロ 集英社文庫

佐々木譲(著者)

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冒険者カストロ 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2005/11/25
JAN 9784087478846

冒険者カストロ

¥220

商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2010/05/28

 小説家の手によるだ…

 小説家の手によるだけあって、カストロの人生の軌跡のよどみない描写にぐいぐい引き込まれることうけあい。下手な冒険小説よりよっぽどおもしろい。  ただ、フォーカスされているのはあくまでも革命を起こした時の彼。その後キューバをどう治めていったのか、また、政治的・思想的な部分を知りたい...

 小説家の手によるだけあって、カストロの人生の軌跡のよどみない描写にぐいぐい引き込まれることうけあい。下手な冒険小説よりよっぽどおもしろい。  ただ、フォーカスされているのはあくまでも革命を起こした時の彼。その後キューバをどう治めていったのか、また、政治的・思想的な部分を知りたい人は、さらに別の本にあたるべし。  

文庫OFF

2024/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今日の1日で読みきった。 圧倒的民主主義の日本では共産主義、社会主義が好ましく捉えられていないので、これまで革命について深く知ることがなかった。そんな中でこの本を読んで革命も国のために行うというごく当たり前のことを知った。キューバの腐敗した政府から政権を取るために奔走したフィデル・カストロの物語は、自分に高揚感を抱かせてくれた。何度も頓挫しながら腐敗した政府をあらゆる手段で攻撃し続けて最終的に武力で打破したことが何よりも印象に残った。またキューバ危機についての理解も深まり、社会科の教員になるための知識が得られてとても嬉しい。 このカストロやヒトラーなど一国を大きく変革する人物は、言葉を巧みに使いこなす雄弁術を持っている。それだけ言語の力は多大なのだと思った。

Posted by ブクログ

2021/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2021.11.13 読了  革命の経過を見るとかなり危うい時期もあったようだが、成功した理由は何だろう?本人のカリスマ性、演説の巧みさ、ゲバラとの出会い、既存バティスタ政権の弱体化などが挙げられるのだろうか。キューバ危機の逼迫さ、伝記禁止には刮目だ。

Posted by ブクログ

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