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辻邦生全集(17) 美しい夏の行方 他-エッセー2
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辻邦生全集(17) 美しい夏の行方 他-エッセー2

辻邦生(著者)

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辻邦生全集(17) 美しい夏の行方 他-エッセー2

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2005/10/25
JAN 9784106469176

辻邦生全集(17)

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2019/04/04

実際読んだのは 辻邦生 第一エッセー集「海辺の墓地から」。1961年から70年に書かれた 人生論、文学論、小説論、パリや作家仲間について語ったエッセーを 1冊にまとめた本 まるで 小説のように「生と死、愛と永遠、キリスト教観と自然主義、虚無と色彩美」なテーマを随所に感じる。凄い...

実際読んだのは 辻邦生 第一エッセー集「海辺の墓地から」。1961年から70年に書かれた 人生論、文学論、小説論、パリや作家仲間について語ったエッセーを 1冊にまとめた本 まるで 小説のように「生と死、愛と永遠、キリスト教観と自然主義、虚無と色彩美」なテーマを随所に感じる。凄い本。特に ヴァレリーの詩の解釈、川端康成論、歴史家と小説家の違い、パリについてのエッセーが好き 「海辺の墓地から」 ヴァレリー詩「海辺の墓地」は 自然の輝かしさ=人間の生そのもの として 生を肯定した詩 「基督降誕祭前後」 人間は 孤独や沈黙からしか、社会に対する責任感を見出すことはできない 「ドゥイノの悲歌」 一輪のばらはすべてのばら→一輪のばらは 単なる一輪でなく、そこに 全てのばらが現れている→深く観入するという見方

Posted by ブクログ

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