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港町食堂
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港町食堂

奥田英朗(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2005/11/20
JAN 9784103003519

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商品レビュー

3.4

45件のお客様レビュー

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2009/12/11

なにやら、凄いことになってきました。

船で目的地に向かう、そんな旅もいいかも。港に着き、観光地を回り、食堂で名物料理を食べ、ふらりとスナックに立ち寄る。旅先で起こるちょっとした出来事。そのひとつひとつが、味わい深い言葉で綴られています♪

yama

2023/09/08

島に行くにはフェリー、名うての作家なのにあまり丁重な扱いされていない、そこがいい。素性を明かさないから現地の人もフラットに歓待。おもしろかった。奥田さんのスナックのママ描写も好き。

Posted by ブクログ

2023/01/23

これはおもしろかった。港町に船で入る、という設定で旅エッセイを書く仕事を与えられた奥田氏。編集長、編集者、カメラマン、奥田氏の4人で行く港町。行く先々での食事、温泉、そしてスナックのママたちとの語らいで地元事情やママたちの人生をも感じ取る。 高地・土佐清水、五島列島、宮城・牡鹿...

これはおもしろかった。港町に船で入る、という設定で旅エッセイを書く仕事を与えられた奥田氏。編集長、編集者、カメラマン、奥田氏の4人で行く港町。行く先々での食事、温泉、そしてスナックのママたちとの語らいで地元事情やママたちの人生をも感じ取る。 高地・土佐清水、五島列島、宮城・牡鹿半島、韓国・釜山、敦賀・佐渡、稚内・礼文の6か所。牡鹿半島を訪れた後に、めでたくも直木賞受賞となった。が、船室は初回が1等だったほかは、2段ベットが2列の2等。直木賞をとっても俺をあくまでも「仲間」だとして扱おうとしている、この平等精神をわたしは高く評価したい、ほっほっほ。・・こんな感じのブラックで明るい感じの描写で全編埋まる。食べ物も精力的に地元名物を食べまくり、それがとても美味しそうなのだ。 敦賀のスナックでは「電気関係の人?」と聞かれたが、県外から来る人はほとんどが電力会社の技術者か工事関係者とのこと。牡鹿半島では女川原発を見る。原発については意見保留。と書いている。訪れたのは2004年、その後の震災を思う。 礼文島では、吹雪で船が欠航し39歳で孫がいるというスナックのママの次男?の剣道大会を見に行っている。「罪の轍」(2019)では犯罪の主人公は礼文出身で、その母親はスナックのママという設定。この礼文の旅も頭の隅に残っていたのか。 礼文で任務を終えた奥田氏。旅とは多くの場合、旅人の側に感傷が深い。地元の人には地元の人の日常があり、旅人の出る幕はない。黙って訪れ、何も残さず静かに去ってゆいく。それが旅する者の礼儀だと。 初出 「旅」2004.5月号~2005.4月号 2005.11.20 発行 2005.12.15第2刷 図書館

Posted by ブクログ

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