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抵抗論 国家からの自由へ 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2005/11/14 |
JAN | 9784062752503 |
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
好戦的で何の反省もないまま今に至る国家と、その国家に対して何の抵抗もしないメディアへの怒りが詰まった書。イラクへの自衛隊派兵や有事関連法案といった憲法への嘲弄(筆者は憲法を宗教のように信奉しているわけではないが、反国家的なこの憲法を支持している)への怒り。国家は監獄と戦争で人民を...
好戦的で何の反省もないまま今に至る国家と、その国家に対して何の抵抗もしないメディアへの怒りが詰まった書。イラクへの自衛隊派兵や有事関連法案といった憲法への嘲弄(筆者は憲法を宗教のように信奉しているわけではないが、反国家的なこの憲法を支持している)への怒り。国家は監獄と戦争で人民を統制し動員する。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ナンセーーーンス!! (って誰のだっけ) これをもって辺見庸から離れようと思いまふ。 というかこれも途中でやめたw この人の本は色々読んできたし、まだ積読の本もあるけど、 順序が悪かったのかな、この本はちょいと受け入れがたかったね。 辺見庸はマスメディアを、社会を、どこまで熟知したのかな? 全ての記事、番組をみたのかね?世間の全部を知っているのかね。 僕は社会学者のルーマンと同じで、今の所、マスメディアに対する規範論的な批判の多くは生産的でないと思うんだよね。そういうことをやるならジャーナリスト個人に直接すべきであって、メディア批判が溢れる現代にあっては規範論的批判も盲目的なマスコミ嫌いの批判も見分けがたいし(見分けるのも面倒)、埋もれて聞こえなくなる。ナンセンスだよ。いたずらに「冷笑の螺旋」(J.カペラ)を煽るんだったらそれはむしろミスリードだと思うね。 マスメディアが社会的リアリティ(この人の言葉で言えば集団的意識もまた同様)を再生産するなんてことはほとんど自明なわけで、そのシステムを前提に「じゃあどうするか」を考えなきゃいけないと思う。 辺見庸は共同通信を辞めた時点で、そういう生産的・建設的行動を放棄したんじゃないのか。諦めたんじゃないのかね。どうだか知らないけど。 いずれにしても、もうこういうペシミスティックな批判はなにも生まないと思うね。 僕は自分の経験不足や未熟さ、甘さを重々承知のうえで言うが、社会を本気で変えようと行動する人がマスメディア、政治、世間にいることを信じたい。彼はそういう可能性を一挙に排除して、批判すべきがマスメディアの全てであるかのように、世間の全てであるかのように、単眼的視点でもってもっともらしく語ってみせてるわけよ。 結局、抵抗ったって自分が描く社会的リアリティへの抵抗でしょう。いやまてよ、抵抗といって批判ばかりじゃないか。 じゃああなたは何を(実践)したのかって、大阪市長じゃないけど聞きたくなるな。 まあともあれ、(抵抗というか)戦いはやっぱり必然だよね、どこに身を置こうと。 社会に普遍的倫理や正義を求めるというのは、その実現自体は理想と言えば理想だが、いまやコスモポリタン的幻想と笑われて無視されるのがおちだし、実際に現実的な議論ではない。 であれば、やるべきはやっぱり、「明らかな不正義」との戦いだとおもいます。そして辺見庸がしているのはこれとはズレが、それも致命的なズレがあると言いたい。
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漫然と国やメディアの流す情報を眺めているだけではまったく駄目だ。もっとそれがどういうことなのか想像し、自分で考えなくてはとても危険だ。という事を強く感じた。個人的にも、世論と自分の考えとの距離や違和感を感じることもままあった。なぜ世論がそうなるのか、と。過去の歴史的な経緯をしっか...
漫然と国やメディアの流す情報を眺めているだけではまったく駄目だ。もっとそれがどういうことなのか想像し、自分で考えなくてはとても危険だ。という事を強く感じた。個人的にも、世論と自分の考えとの距離や違和感を感じることもままあった。なぜ世論がそうなるのか、と。過去の歴史的な経緯をしっかり知る事の重要性を教えてもらった。過去が現在に強く影響しつづけ、延長線上にあることをおもいしらされました。
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