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従軍慰安婦・慶子 死線をさまよった女の証言
定価 ¥1,870
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | クラブハウス/ |
発売年月日 | 2005/10/01 |
JAN | 9784906496372 |
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従軍慰安婦・慶子
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日本軍従軍「慰安婦」の問題が現在のように矮小化されこじれる以前に出版されたというルポルタージュ。元「慰安婦」の語りをもとにしたルポだけど、おそらくある程度脚色がされていて小説のように読める。とはいえ、全編を通して読めばへんに誇張したりしているわけではないことはわかると思う。 著...
日本軍従軍「慰安婦」の問題が現在のように矮小化されこじれる以前に出版されたというルポルタージュ。元「慰安婦」の語りをもとにしたルポだけど、おそらくある程度脚色がされていて小説のように読める。とはいえ、全編を通して読めばへんに誇張したりしているわけではないことはわかると思う。 著者が話を聞いたという慶子は、借金のないお女郎さんとして福岡で働いていたところを誘いにのって海を渡ったという日本人。戦地近くで兵士たちの相手をしながら彼らに情をかけたり鼓舞したりする。また一時、生き抜くために看護婦見習いの身分を与えられたときはそういう表舞台の役回りを与えられたことがうれしかったという。 こういうエピソードに触れるにつれ思うのは、日本人として日本人兵士の相手をするのと朝鮮半島出身で日本人兵士の相手をさせられた人とはやはり思うところ、感じるところが違っただろうなということ。日本人「慰安婦」だって、こうも思えば自分の国のことだからこそ表立って言えない思いもあるだろうと思う。 いずれにしても、男たちが好き勝手に戦争し、皇軍と称しながらこういう恥部を隠しつつ好き勝手に女たちを扱っていたことって十分に反省されるべき。韓国人「慰安婦」だけでなく、声を上げない日本人「慰安婦」にだっていたことも目を向けないといけない。
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