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ぼく、あいにきたよ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2005/06/10 |
JAN | 9784163240305 |
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ぼく、あいにきたよ
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商品レビュー
4.4
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読んだら泣くと誰かが書いてあったので、お母さんを選んで生まれてきたよ的な、苦手なお話と思いきや、壮絶な児童虐待の内容だった。大人用の絵本。 おじさんが来るまでは良かった。生まれて初めて目にする世界の様々なものを、お母さんと知っていく。これは空よ、と教えてもらい、ぼくとそらがいっしょにうまれる… おじさんが来るようになって、暴力が始まる。ぼくにも、お母さんにも。そしてお母さんまでもが。 ○おかあさん、いつも わたしは ひとりだってないていたね。いつもひとりだ。だれもわかってくれないって ないていたね。おかあさん、ぼくをぶったあとで ないていたね。 でもおかあさん。 ぼくは ぶたれながら、おかあさんの そばにいた。おかあさんの なみだが おちたのは、ぼくの ほっぺ だったんだ。 虐待について書かれている本は割とありますが、この部分を読んだ時、今までで一番胸に迫るものがありました。 一人だと思っていても子供はそばにいてくれる。いや、そばにいるしか生きる術がないからいる場合もあると思う。でも、だからこそ、逃げられないからこそ被害に遭う。 想像していなかったハードさに、暫し動けませんでした。 子供の頃に、無条件に大切にしてくれる、愛してるよ、と言葉と態度で示してくれる誰かがちゃんといてくれた人は強いなと感じます。同じ子供でも、表情に曇りがないし、やっかみが入っているのを承知で言ってしまえば、それが私には眩しすぎて、傲慢な風にすら見える。自己肯定感があり、人と良好なコミュニケーションも取りやすそうに見える。 暴力という、飛び抜けた形はないにしても、常日頃の子どもへの言葉や接し方に、愛がちゃんと混ざっているようにしたい。辛い時でも自己本位にならなくて、愛を感じて安心してもらえるように。
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子供たちには読み聞かせられません。 一人で読んで苦しくなりました。 叩かれても蹴られても母親は絶対。こんな思いは一粒もさせたくない。 『かわいい』『大事』『大好き』と、毎日伝えようと改めて思いました。 2014-08
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つらい内容だけど、この本に出会えてよかった。 幼いこどもは皆、親に全幅の信頼を寄せ、愛を求めている。 その愛に応えることが、何より大事な親のすべきことだと思う。しつけや教育ではなく。 きっと子育ての最中は、不安や疲労でいっぱいいっぱいになってしまうこともあるだろう。 そんな時、...
つらい内容だけど、この本に出会えてよかった。 幼いこどもは皆、親に全幅の信頼を寄せ、愛を求めている。 その愛に応えることが、何より大事な親のすべきことだと思う。しつけや教育ではなく。 きっと子育ての最中は、不安や疲労でいっぱいいっぱいになってしまうこともあるだろう。 そんな時、この本を読んで、最初に我が子を抱きしめた時の感動・喜びを思い出し、共にいられる奇跡を噛み締められたら…。 こどもと寄り添い生きるすべての人に読んでもらいたい物語。
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