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メディア危機 NHKブックス1031
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会/ |
発売年月日 | 2005/06/29 |
JAN | 9784140910313 |
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メディア危機
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メディア危機
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
2005 年、イラク戦争後に、主に米日のメディア操作について明らかにしている。そこまで酷かったとは認識できていなかった。 この時点で、ネット上での世論形成に期待しているが、十年以上経て、少なくとも日本ではほとんど進歩がないことに、愕然とする。
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メディアによる世論誘導の問題は古くて新しい問題。 アメリカで流されるメディア情報は、アメリカをグローバルスタンダードとするバイアスを通過して批判的部分がそぎ落とされた状態で日本に流入してくる。 戦争、プロパガンダ、民衆操作
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 善か悪かの二分法による歪んだ戦争報道。 安易な民営化信仰に基づいた、根拠薄弱な経済回復論。 国家や民族をめぐるステレオタイプなイメージで、ナショナリズムを煽る姑息な手法…この間の日米の報道を比較検討し、政権に易々と操作されるその迷走ぶりを徹底批判。 不正確な情報の洪水のなかで冷静に現実を見据え、報道内容を批判的に読み解くことの重要性を説く。 この時代に即応した、メディア・リテラシー論の白眉。 [ 目次 ] 序章 メディア危機の諸相(メディアの閉鎖的談合体質の露呈;募る不信感 ほか) 第1章 「戦争の現実」はいかに作られるか―政治とメディア(メディアの陰険な手法―二分法からイメージ操作まで;いかに大量破壊兵器の証拠は捏造されたか;イラク戦争報道と戦後の検証;報道されない「戦争のコスト」) 第2章 楽観論のワナ―経済とメディア(冷戦型二分法とすり込みの手法;メディアの民営化信仰;市場原理主義と宗教原理主義の結婚―メディアが報道しない例外としての米国;環境破壊をめぐるメディア操作) 第3章 作られるアイデンティティ―文化とメディア(日常にしみ込むステレオタイプ思考;民族と結びつくステレオタイプ―「戦争の時代」のイメージ操作;人種主義の静かな復活) 終章 メディア・リテラシーと分権型社会(メディアにおける米国追随の弊害;リップマン・デューイ論争;「民主主義の欠乏」という現代病) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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