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飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ 若き医師が死の直前まで綴った愛の手記
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飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ 若き医師が死の直前まで綴った愛の手記

井村和清(著者)

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飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ 若き医師が死の直前まで綴った愛の手記

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社/
発売年月日 2005/08/05
JAN 9784396612474

飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ

¥220

商品レビュー

4.5

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2023/11/23

筆者の井村和清氏については、本書の中の著者紹介が上手にまとめてくれているので、それを引用したい。 【引用】 1947年、富山県生まれ。日大医学部卒業後、沖縄県立中部病院を経て、岸和田徳洲会病院に内科医として勤務。1977年11月、右膝に悪性腫瘍が発見され、右脚を切断。半年後の職場...

筆者の井村和清氏については、本書の中の著者紹介が上手にまとめてくれているので、それを引用したい。 【引用】 1947年、富山県生まれ。日大医学部卒業後、沖縄県立中部病院を経て、岸和田徳洲会病院に内科医として勤務。1977年11月、右膝に悪性腫瘍が発見され、右脚を切断。半年後の職場に復帰したが、まもなく肺への転移が見つかる。自ら「余命6ヶ月」と診断し、懸命の闘病生活を送りつつ、死の1ヶ月前まで医療活動に従事。周囲の願いもむなしく、1979年1月、長女・飛鳥を遺し、次女・清子の誕生を目にすることなく逝去。 【引用終わり】 本書はもともとは、自家版として発行されたものであるようだ。その後、出版社から出版されベストセラーにもなったが、平成17(2005)年に「新装版」として発行された。その新装版には、すっかり綺麗なお嬢さんとなった、飛鳥さんと清子さんの写真も掲載されている。また、次女の清子さんの結婚式の時の写真とメッセージも掲載されている。筆者が亡くなったのが1979年のことなので、それから26年が経過し、「まだ見ぬ子」は、立派に育ったのだ。 本書は、筆者の手記や日記などを中心に構成されている。 ご本人が医師であるだけに、右膝の悪性腫瘍を見つけた際には、切断が必要であるとすぐに理解をし、また、再発した肺の写真を見た際には、自分自身の寿命をすぐに悟っている。手記や日記には、医師としての冷静な記述もあれば、この若さで亡くなることへの悔しさや、何とかあと5年生かして欲しいという希望等が綴られている。また、筆者は人柄的にも立派な方だったようで、家族ばかりではなく、友人・知人からも多くの想いを寄せられている。 筆者の生前の手記・日記にも、もちろん、心を動かされるが、2人のお嬢さんの写真には、もっと大きく心を動かされた。

Posted by ブクログ

2016/01/11

最初から最後まで号泣。 心に残った部分を以下に覚え書きとして記す。 …サン・テグジュペリが書いている。大切なものは、いつだって、目には見えない。人はとかく、目に見えるものだけで判断しようとするけれど、目に見えているものは、いずれは消えてなくなる。いつまでも残るものは、目には見...

最初から最後まで号泣。 心に残った部分を以下に覚え書きとして記す。 …サン・テグジュペリが書いている。大切なものは、いつだって、目には見えない。人はとかく、目に見えるものだけで判断しようとするけれど、目に見えているものは、いずれは消えてなくなる。いつまでも残るものは、目には見えないものなのだよ。… 著者が残した詩 『あたりまえ』              井村和清 あたりまえ こんなすばらしいことを、みんなはなぜよろこばないのでしょう あたりまえであることを お父さんがいる お母さんがいる 手が二本あって、足が二本ある 行きたいところへ自分で歩いてゆける 手をのぼせばなんでもとれる 音がきこえて声が出る こんなしあわせはあるでしょうか しかし、だれもそれをよろこばない あたりまえだ、と笑ってすます 食事が食べられる 夜になるとちゃんと眠れ、そして又朝が来る 空気をむねいっぱいにすえる 笑える、泣ける、叫ぶこともできる 走りまわれる みんなあたりまえのこと こんなすばらしいことを、みんなは決してよろこばない そのありがたさを知っているのは、それを失くした人たちだけ  なぜでしょう  あたりまえ

Posted by ブクログ

2015/12/06

なんか聞いたことあるタイトルだなぁと、思わず図書館にて手にしました。のっけから涙腺ぶっ壊れました。死期迫る若いお医者さん。そこには感謝と周囲への思いやりと優しさしかありません。通常の闘病記にある苦痛や悩み、恨み言などはなく、とても強いひとだという思いだけが残りました。少し前に逮捕...

なんか聞いたことあるタイトルだなぁと、思わず図書館にて手にしました。のっけから涙腺ぶっ壊れました。死期迫る若いお医者さん。そこには感謝と周囲への思いやりと優しさしかありません。通常の闘病記にある苦痛や悩み、恨み言などはなく、とても強いひとだという思いだけが残りました。少し前に逮捕された某病院の理事先生の思いやり、この本の中に見られ、時の流れの残酷さを思わせた一冊です。前半は自己啓発書として読めるかも!幸せをつかむ方法的な。

Posted by ブクログ

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