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巨大市場インドのすべて
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社/ |
発売年月日 | 2005/07/28 |
JAN | 9784478231371 |
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巨大市場インドのすべて
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○インドの人口は2000年の時点で10億人を超えている。このままのペースで行けば2045年には15億人に達し、中国を追い抜く。 しかし、インドでは10億人のうち、貧困層が3億人もいる。 一般消費財が買える人口も3億人もいると推定されているため、市場としてはやはり大きい。 イ...
○インドの人口は2000年の時点で10億人を超えている。このままのペースで行けば2045年には15億人に達し、中国を追い抜く。 しかし、インドでは10億人のうち、貧困層が3億人もいる。 一般消費財が買える人口も3億人もいると推定されているため、市場としてはやはり大きい。 インド人の貯蓄率は減少し(つまりどんどん消費している)、90年の24%から97年は16.8%までになっている。 インド人の消費生活の激変は、91年の経済自由化以前、関税や粗悪品である国産商品によって押さえつけれていた中間所得層の欲望が一気に噴出した。 さらに中流の人は都市部に固まっているわけではなく、自動車の40%が農村で売れている。 ○ なぜインドのソフトウェア業界はこれほどの急成長ができたのか。 1、 インドは若くて安くて良質なIT技術者の宝庫であるから。 インドのIT技術者は約100万人。 インド以外の国で活躍するインド人をあわすともっといる。 2、 英語能力に長けている。 イギリス領だったので、英語がインドの公用語。 3、 論理的思考能力が高い。 ゼロの概念の発見に代表されるように、数学が得意。 ○ 日本が好きなインド人のほとんどが、数年もするとインドに帰るかアメリカにわたる。 こうした日本からの人材の流出はインド人に限らず、日本を留学先に選んだほかのアジア人も同様。 その理由は、日本側からの異国文化への理解不足や心理的距離感がその背景にある。 こうした傾向をとめないと21世紀の日本のIT産業が苦労することは目に見えている。 ○ インド人は日本に好意を抱く。 「インド・メディア研究センター」が調子したアンケート「先進主要国8カ国(G8)の中で一番好きなくにはどこか」という質問に対し、日本は一位。 さらに、「現在の日印関係は友好関係にある」とした人が85%で、さらに94%が「この友好関係は将来増進する」としている。 この背景として、日露戦争による影響が大きい。 ○ 日印間のソフト・ビジネスはどれもこれも盛り上がらない。 その理由として日本側からの問題として、 1、 オフショア開発の思考スタイルに慣れていない。オフショアでは仕様書をきちんとしなければ上手くいかない。 「仕様書を書くなら現場に来てもらったほうが簡単だ」というのなら、コスト・メリットはあまり望めない。 2、 コスト削減の期待度が高すぎる。 最初からいきなりコスト半減を望んでしまうから無理が生じる。 よくて3割。お互い慣れてきてから自然と4割、5割とコストは下がる。 3、 オフショアでの情報共有がされにくい。初期段階での情報共有ができなくてあいまいにしているから生産性があがらず、コストもかかる。 4、 コミュニケーションの問題。 5、税制上の問題。日印租税条約による二重課税の問題も深刻。
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