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下山事件 最後の証言
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社/ |
発売年月日 | 2005/07/20 |
JAN | 9784396632526 |
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下山事件
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商品レビュー
4.2
20件のお客様レビュー
昭和24年の国鉄総裁 下山定則が殺された事件について、関係親族の発言をもとに事件の真相に迫ろうとしている。2005年に出版された本であることに驚く。下山事件が最初は自殺として処理されようとしていたこと、その背景には、GHQ、キャノン機関、亜細亜産業や日本の首相、吉田茂や佐藤栄作な...
昭和24年の国鉄総裁 下山定則が殺された事件について、関係親族の発言をもとに事件の真相に迫ろうとしている。2005年に出版された本であることに驚く。下山事件が最初は自殺として処理されようとしていたこと、その背景には、GHQ、キャノン機関、亜細亜産業や日本の首相、吉田茂や佐藤栄作なども絡み、児玉誉士夫や白洲次郎など、錚々たる人物が裏でいる。企業も三菱化学、昭和電工なども出てくる。国も米国、ソ連、韓国なども出てきて、スパイや諜報機関も関わる。未だに真相が明らかにされていない大事件。児玉誉士夫が関わっているなら、これはロッキード事件にまで繋がる闇があると思う。
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レビュー 長尺のドキュメントで読むのに2週間以上を要したが、久しぶりに次のページをめくりたくてたまらなくなる読み物だった。 先に同著者の小説「下山事件ー暗殺者たちの夏」は読み終えていたし、下山事件についてはNHKスペシャル未解決事件を観て以来、松本清張の著者等読んで基礎知識を得た上での読書だったため、事件の謎の部分について腑に落ちるところもいくつかあった。 実行組織と疑がわれる亜細亜産業のトップ矢板玄とラストチャンスのタイミングで直接取材できたのはとてもよかった。 が、焼き捨てられてしまった祖父の柴田宏の日記が残っていなかったことが惜しい。 結論が著者の胸の内にだけあって断定は避けているところが歯がゆい。 下山総裁は大物政治家の国鉄に絡む贈収賄の事実を国鉄職員の解雇と取引しようとして消された確率が高そうだが、黒幕の政治家の名前は断定されていない。たしかにそうだと当日の下山総裁が吉田茂に面会に行ったり、ほかの要人を訪問した時の奇行も納得がいく。 キャノン機関が犯人であるようにジャーナリスト連も巻き込んで情報操作があるとも論じている。ジャーナリストも偽情報に踊らされていたとの指摘は斬新。この事件は当時のほかの事件や政治体制等と照らし合わせながら検証していかなければ解明は難しいと思った。CIAと大物政治家が黒幕か? ジャーナリスト同士の腹の探り合いもあることを知り、驚いた。自分の調べたことを出し抜かれたら困るってことかな? 色々なことに気づかされたドキュメンタリーだった。 満足度★★★★+0.5 結論がマスクされているからマイナス0.5。 以下はe-honから引用 下山事件 最後の証言 柴田哲孝著 出版社名 祥伝社 出版年月 2005年7月 ISBNコード 978-4-396-63252-6 (4-396-63252-5) 税込価格 2,200円 頁数・縦 452P 20cm 文学賞情報 2006年 第59回 日本推理作家協会賞受賞 要旨 「あの事件をやったのはね、もしかしたら、兄さんかもしれない…」祖父の二三回忌の席で、大叔母が呟いた一言がすべての発端だった。昭和二四年(一九四九)七月五日、初代国鉄総裁の下山定則が三越本店で失踪。翌六日未明、足立区五反野の常磐線上で轢死体となって発見された。戦後史最大のミステリー「下山事件」である。陸軍の特務機関員だった祖父は、戦中戦後、「亜細亜産業」に在籍していた。かねてからGHQのキャノン機関との関係が噂されていた謎の組織である。祖父は何者だったのか。そして亜細亜産業とは。親族、さらに組織の総帥へのインタビューを通し、初めて明らかになる事件の真相。 目次 第1章 血族 第2章 証言 第3章 総帥・矢板玄 第4章 検証 第5章 下山総裁はなぜ殺されたのか 終章 慟哭 著者紹介 柴田 哲孝 (シバタ テツタカ) 1957年、東京に生まれる。日本大学芸術学部中退。1986~88年、パリ~ダカール・ラリーに参戦。毎年、海外の秘境へ釣行するアウトドア派でもある。日本推理作家協会会員
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著者、柴田哲孝さん、ウィキペディアによると、 ---引用開始 柴田 哲孝(しばた てつたか、1957年8月7日 - )は日本のノンフィクション・冒険小説作家。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 「あの事件をやったのはね、もしかしたら、...
著者、柴田哲孝さん、ウィキペディアによると、 ---引用開始 柴田 哲孝(しばた てつたか、1957年8月7日 - )は日本のノンフィクション・冒険小説作家。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 「あの事件をやったのはね、もしかしたら、兄さんかもしれない…」祖父の二三回忌の席で、大叔母が呟いた一言がすべての発端だった。昭和二四年(一九四九)七月五日、初代国鉄総裁の下山定則が三越本店で失踪。翌六日未明、足立区五反野の常磐線上で轢死体となって発見された。戦後史最大のミステリー「下山事件」である。陸軍の特務機関員だった祖父は、戦中戦後、「亜細亜産業」に在籍していた。かねてからGHQのキャノン機関との関係が噂されていた謎の組織である。祖父は何者だったのか。そして亜細亜産業とは。親族、さらに組織の総帥へのインタビューを通し、初めて明らかになる事件の真相。 ---引用終了 謎の多い事件だが、当時は、共産主義の勢いがすさまじく、ソ連崩壊後の現在では、想像するのが難しいほどの勢いだったようだ。 1949年当時の日本は被占領国で、反共の砦となるよう米国主導のもと画策されていたようで、その辺が、下山事件の背景との説がある。 たしかに、説得力がある。
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