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アンリミテッド:コムデギャルソン
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2005/06/25 |
JAN | 9784582620252 |
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アンリミテッド:コムデギャルソン
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商品レビュー
4.3
12件のお客様レビュー
コムデギャルソンの川久保に関する記述が詰まった本。海外デザイナーなどのコメントも英語で書かれており、TOEIC前日のタイミングで読み切った。理解が難しい記述が多かったが、読んでよかった。以下、記憶に残った内容。 ・語学を学ぶ意義 外国人のコメントが英語と日本語の両方で記載されて...
コムデギャルソンの川久保に関する記述が詰まった本。海外デザイナーなどのコメントも英語で書かれており、TOEIC前日のタイミングで読み切った。理解が難しい記述が多かったが、読んでよかった。以下、記憶に残った内容。 ・語学を学ぶ意義 外国人のコメントが英語と日本語の両方で記載されていたけど、元のテクストで読むのと翻訳とでは、伝わってくるニュアンスが違う。分かってはいたことけど、2言語分横並びで書かれていたから、余計気になった。この辺の差異に気付けないと損することが多そう。 ・製造工程 川久保の頭に浮かんだコンセプトを言葉で伝え、パタンナーがひたすら試行錯誤をして形にしていく。それが実現できるチームを有しているのがまず凄い。パタンナーの仕事の負荷は想像を絶すると思う。そしてあまりにもコアの部分が川久保一人のセンスに依存していて驚いた。 ・天才たる所以 ファッション業界において20年以上も新しいコレクションを出し続けていること、そしてその取り組みを商業的にも成功させていること。ただのデザイナーとは一線を画した、デザイン×経営のセンスが凄い。毎年新しいデザインに取り組んでいるから、外面に現れる一貫性がないにも関わらず、ブランドの哲学に魅力を感じさせて人々を惹きつける。何となく業界人の間で評価される理由が分かった。 ・人間の感受性の素晴らしさ 服に限らないけど、魂のこもった表現物から、何かを感じ取ることができる人間って良いよね。 ・勉強大事 どんな領域も努力無しにその奥深さを理解することはできないな。コツコツ勉強しなきゃ。
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アンリミテッド:コム デ ギャルソン (和書)2010年09月06日 20:58 2005 平凡社 清水 早苗, NHKエデュケーショナル 川久保玲やスタッフ、ファッション業界の関係者の言葉で綴られている。 会社経営とデザインをすることが切れない関係であるということがよく解...
アンリミテッド:コム デ ギャルソン (和書)2010年09月06日 20:58 2005 平凡社 清水 早苗, NHKエデュケーショナル 川久保玲やスタッフ、ファッション業界の関係者の言葉で綴られている。 会社経営とデザインをすることが切れない関係であるということがよく解る。その必然性も理解でき、その全てに対する批判性をいうものの可能な根拠を示していて面白かった。 英語は苦手だけど、一応目を通した。 英語で読んだ方が、抽象的なものの見え方が分かり易いこともある。
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本書は2002年にNHKで放送されたドキュメンタリー番組、「世界は彼女の何を評価したのか~ファッションデザイナー 川久保玲の挑戦~」をベースに、そこに若干のプラスアルファの脚色が為され、書籍として出版されたものである。 私は前述の番組を既に何度も視聴済みであったので、それほど新...
本書は2002年にNHKで放送されたドキュメンタリー番組、「世界は彼女の何を評価したのか~ファッションデザイナー 川久保玲の挑戦~」をベースに、そこに若干のプラスアルファの脚色が為され、書籍として出版されたものである。 私は前述の番組を既に何度も視聴済みであったので、それほど新たな発見や驚きというものは無かったのだが、そうでなければ、ぜひ一読されることをお奨めしたい。 内容はおおまかに言うと、コム・デ・ギャルソンのデザイナー 川久保玲という人物のデザイン姿勢、コム・デ・ギャルソン内部で実際にコレクション制作に携わるパタンナーへのインタビュー、そして、カール・ラガーフェルド、ポール・スミス、ダナ・キャラン、アレキサンダー・マックイーンといった著名デザイナーや海外のファッションジャーナリストたちが語るコム・デ・ギャルソン像というような体裁になっている。 川久保さんのメッセージももちろん興味深いが、今回は特に、コム・デ・ギャルソン社内部の写真や、そこで働くスタッフのインタビューが新鮮で、貴重な内容であった。 本書で提示されているコム・デ・ギャルソンというブランド像、川久保玲のデザイナーとしての姿勢、デザインの方向性というものを鑑みて、改めて、そこに強く魅了されたが、そう思うと少し引っ掛かる部分も感じた。 それは、コム・デ・ギャルソンの服を我々消費者に一番近いところで結び付ける存在である、ショップスタッフの質の問題である。 聞いたところによると、コム・デ・ギャルソンというブランドは接客マニュアルというものが存在せず、そこはスタッフ各自の裁量に任せているようである。当然そこは販売ノルマがあるので、結果を出さねばならないのだろうが、逆に言えば、結果を出しさえすれば、何をしても構わないのかという気持ちを抱いた。というのも、詳しくは書かないが、客と販売員という関係性からかなり逸脱した状況を目にすることがままあったからである。正直、こういった書籍で川久保さんの服や人生に対する真摯な考えを知った後に、あのような(はっきり言おう)至らないスタッフからは買いたくはないし、そもそも接したくもない。消費者にとって、ブランドの販売員は、そのブランドのイメージが投影された鏡となるべき存在である。なかなか待遇面等、厳しい職業かとは思うが、もう少し自覚を持って欲しいと感じるスタッフがいるのは残念である。"たかが服ではない"のであれば、なおさらのことだ。 あとは、やはりいつかNHKにはあの番組をソフト化してもらいたいと思う。その要望はかなりいってると思うのだが...。 若干話が逸れて、厳しい意見を書いてしまったが、それも川久保玲、コム・デ・ギャルソンのファンであるがゆえ......どうか、勘弁していただきたい。
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