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中国人と日本人 ホンネの対話
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中国人と日本人 ホンネの対話

林思雲(著者), 金谷譲(著者)

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中国人と日本人 ホンネの対話

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日中出版/
発売年月日 2005/07/31
JAN 9784817512666

中国人と日本人

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商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2011/11/23

 国の辿ってきた歴史や文化をもとに形成される価値観というものを改めて考えさせられた。“そういうことだったのか”と納得できる部分が非常に多く,様々な誤解というか「謎」が解けたような気がする。

Posted by ブクログ

2010/11/05

中国人と接することの多い仕事をし、中国で1年暮らしたにも関わらず、ちゃんと中国人のことを勉強していなかった、とまず反省。 中国人の反日と、それでも日本にやってくる中国人、そして彼らとの付き合い方について、日中の知識人が対話(メール交換)。メール交換なので、対談のように話が流れてい...

中国人と接することの多い仕事をし、中国で1年暮らしたにも関わらず、ちゃんと中国人のことを勉強していなかった、とまず反省。 中国人の反日と、それでも日本にやってくる中国人、そして彼らとの付き合い方について、日中の知識人が対話(メール交換)。メール交換なので、対談のように話が流れていかずにまとまっていて読みやすい。 結局、中国人をもっと深く理解して、相応の態度でつき合うべき、とまとめられている。もちろん、この本は日本人向けに書かれているのだから、日本人としては中国人を理解しようと努めるべき。タイトルには「中国人と日本人~」とあるが、中国人の理解がメインの本です。 ・中国での歴史研究とは、基本的に政治に奉仕すべきものであって、真実を探求するものではない。(p.25) ・中国の政府が教科書の内容を改変したり歴史的な写真に修正を加えたりするのは、騙すのが目的ではない。これは、〝待遇〟の問題である。過ちを犯した指導者の名前は公共のメディアや教科書に載せられる資格がなくなるのだ。(p.25) (だから、東条英機の名前が日本の教科書にあったり、靖国神社に祀られているのは到底納得できない。) ・西洋では〝推定無罪〟が法の精神だが、中国では〝推定有罪〟。罪を認めるときには弁解してはいけない。弁解するのは「認罪態度が悪い」ことで、より厳しい罰を受けることになると考える。 ・中国はその長い歴史の中で、常に自らを世界の中心と見なしてきました。他の国家と協力したり強調したりするのが不得手です。(p.44)  中国では近代になっても同盟国という概念が確立していません。あったのは〝夷を以って夷を制す〟という考え方だけです。つまり、外国と同盟を結んで自国を護るという発想がないのです。(p.45) ・中国の反日勢力は二種類の異なった部分から成っている。ひとつは中国政府で、愛国主義教育のため。「思想教育」なので、実際の行動の実施や過激な実力の行使には反対の立場をとる。もうひとつは国外(米国)に拠点をおく反体制派(民主派)で、実際に反日行動を扇動して、共産党政府に揺さぶりをかけることが目的。 ・中国人が日本に来て、中国に帰らない理由とは。  (1)「官」と「民」の落差 台湾人の親日感情は、日本による植民地支配の後、国民党による台湾支配が始まり、中国の官吏の腐敗が台湾をダメにしてから生まれた。  (2)複雑な人間関係 相対的な平等〝内を先にし、外を後にする〟ことが求められる。  (3)誠実や信頼の危機 食品等の安全が守られる制度が整っていない。  (4)面子が第一 中国人の面子とは、自らの才能や成功ぶりを偽造したり誇張したりするもの。他人の面子をつぶしてはいけない。中国政府の公式文書に現れる数字にも誇張が入っているが、みんなそれをわかっているので、あえて嘘を指摘はしない。留学して帰国すれば、その国に適応できなかったのかと思われるので、面子のために帰国しない。  (5)在外中国人は能力がある? ・海外の民主化運動組織は、反共産党・反共産主義でありながら、また中国政府よりもっと反日的。日本が中国を侵略しなければ、共産党は国民党によって消滅させられていたから。(客観的に言えば、日本が共産党の政権奪取を扶助したことになる。) ・日本人は死者に対して寛容です。死ねばその人の生前の過ちや罪は追及されなくなります。日本人に自殺して謝罪する人が多いのはこのためだと思います。死ねば許してもらえる。しかし中国では自殺は謝罪にならないのです。中国人にとって、罪のある人間が自殺するのは法の裁きを恐れたためと見なされます。(p.161) ・中国の愛国主義教育は、事実、反日が目的なのではありません。中国式の愛国教育には、「反面教員」(反面教師)が構造的に必要なのです。それがいま、日本になっているだけなのです。一九五〇年代の反面教員は米国でした。そして、六〇年代から七〇年代の前半は米国とソ連で、七〇年代後半から八〇年代前半にかけてはソ連になりました。そして九〇年代以降は日本になったのです。(p.181) ・中国人は外国人へ極端な不信感を抱いており、外国人に感謝することはほとんどない。外国人が中国人に援助するのはなにか下心があると見なしているから。第二次世界大戦では米国が、一九五〇年代にはソ連が中国に大量の援助を行ったが、感謝したことはない。だから、日本の援助に対しても感謝をすることはない。

Posted by ブクログ

2010/09/08

・9/5 Amazonで見つけて即買ってしまった.確かに考えてることが分からないなとは思っていたから、これで何かが分かるかもしれないという期待で読み始める.考え方が違うのは明らかに分かるんだけど、じゃあどう違うのかと言われると分からなくなる.中国人からしてみれば、そう簡単に分かっ...

・9/5 Amazonで見つけて即買ってしまった.確かに考えてることが分からないなとは思っていたから、これで何かが分かるかもしれないという期待で読み始める.考え方が違うのは明らかに分かるんだけど、じゃあどう違うのかと言われると分からなくなる.中国人からしてみれば、そう簡単に分かってたまるかというような心境なのかもしれない.でもそれは日本人から見ても同じ気持ちなんだろうけど. ・9/15 やっぱりお互いにあまりに相手のことを知らなさ過ぎるところに問題があるのがよく分かった.あまりに近くて歴史上も文化上も密接しているがためにお互い知ってるような勘違いを起こしてそれが認識のずれを生んでいるようだ.中国語勉強しただけで全然今までの認識が違うことに気づいたぐらいだから、それは相当なものだろう.

Posted by ブクログ

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