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ジュリエッタ荘の幽霊 文学の森
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ジュリエッタ荘の幽霊 文学の森

ビアトリーチェ・ソリナスドンギ(著者), 長野徹(訳者), エマヌエーラブッソラーティ

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ジュリエッタ荘の幽霊 文学の森

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小峰書店/
発売年月日 2005/07/23
JAN 9784338174220

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商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2022/06/19

第2次世界大戦中、イタリア人の母親の実家のある田舎に疎開したリゼッタ。 ある日、幽霊屋敷と呼ばれるジュリエッタ荘の2階に、白い顔の少女の姿を見つけるのです。。 そこに1人で住んでいる女性レバウディさんがリゼッタの勉強を見てあげると申し出、リゼッタは毎日レバウティさんの屋敷に通うの...

第2次世界大戦中、イタリア人の母親の実家のある田舎に疎開したリゼッタ。 ある日、幽霊屋敷と呼ばれるジュリエッタ荘の2階に、白い顔の少女の姿を見つけるのです。。 そこに1人で住んでいる女性レバウディさんがリゼッタの勉強を見てあげると申し出、リゼッタは毎日レバウティさんの屋敷に通うのですが、レバウティさんは、勉強を教えるというより、何か、リゼッタに来てもらうことだけを目的としているようです。 そうしたある日、レバウティさんが部屋を開けている間に、リゼッタは屋敷の秘密を知ってしまうのですが…。 第2次世界大戦の時代の話だということは、読んでいて分かりましたが、あとがきを読むと、その当時のイタリアの複雑な状態がよく分かります。 学校では、ムッソリーニの独裁政権が…みたいな簡単な事しか習わなかったので、イタリアがそんな状態に置かれていたなんて、知りませんでした。 あとがきを読んだ後に、本編を読むと、またその時代を良く感じ取ることが出来ると思います。

Posted by ブクログ

2016/01/17

第二次世界大戦下のイタリアを舞台に、二人の少女が友情を育んでいくお話。一人はイタリア人、もう一人はユダヤ人。 途中までは単調だったけれど、結末はスピードもあり、伏線もちゃんと拾われて、読後感は爽やかでした。 日本やドイツと同じようにファシズムの嵐が吹き荒れたはずなのに、イタリア...

第二次世界大戦下のイタリアを舞台に、二人の少女が友情を育んでいくお話。一人はイタリア人、もう一人はユダヤ人。 途中までは単調だったけれど、結末はスピードもあり、伏線もちゃんと拾われて、読後感は爽やかでした。 日本やドイツと同じようにファシズムの嵐が吹き荒れたはずなのに、イタリアにはパルチザンがいたんだなぁ…。違いは何だったのかな。

Posted by ブクログ

2010/10/24

戦争のことが背景にありますが、「幽霊」というタイトルと表紙の絵で読んでみたら、少し、ミステリーっぽくて意外とさらりと読めました。戦争ものっていうと少し構えてしまいがちですが、この作品はラストに救いがあるので、おすすめです。

Posted by ブクログ

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