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数学史入門 微分積分学の成立 ちくま学芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 2005/12/10 |
JAN | 9784480089526 |
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数学史入門
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商品レビュー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私自身数学が専攻ではないので、字面を追ってめくるという行為になるところも少なくなかった。 ただ、数学はニュートンやライプニッツが登場するまでは、アラビア地域が古代ギリシャ幾何学を継承しており、アラビア地域が先進地域であったこと。そして代数学はインドより生まれたこと。今我々が使用している所謂算用数字(0,1,2,3・・・)はインドが源流であること、など興味深く読むことができた。 またそれが12世紀頃に西方に移動し、それがイタリアやドイツで開花したこと、など科学の源流は欧州というよりむしろアラビアよりもたらされたことが興味深い。 また積分も、幾何学によって解釈が可能であること。中学で習う「底辺×高さ÷2=三角形の面積」も、積分で解釈できること(y=axをx→0で積分する)。ここから二次関数の積分も演繹的に証明できること、など。 教養としての数学としては難しいかもしれないが、なるほど確かにと思わせる所も多い。
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