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巨乳姉 マドンナメイト文庫
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巨乳姉 マドンナメイト文庫

浅見馨(著者)

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巨乳姉 マドンナメイト文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 マドンナ社/二見書房
発売年月日 2005/07/21
JAN 9784576051215

巨乳姉

¥495

商品レビュー

3

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2008/09/12

らしくない「良い」結末

かつては脅迫→凌辱の系統で良作を連発していた作者も随分と丸くなったというか落ち着いたというか、本作では誘惑系とまではいかないが相姦系の作風となっている。冒頭の、彼氏がありながら、その友人と交わってしまうシーン(これが、主人公がその一部始終を覗いているという要素が加わって結構いい)...

かつては脅迫→凌辱の系統で良作を連発していた作者も随分と丸くなったというか落ち着いたというか、本作では誘惑系とまではいかないが相姦系の作風となっている。冒頭の、彼氏がありながら、その友人と交わってしまうシーン(これが、主人公がその一部始終を覗いているという要素が加わって結構いい)が示すように義姉は奔放な性格。その覗かれたことの口止めとして主人公とも関係していきながら、いろいろな意味でヤリ手の弁護士との関係(主人公の視点では、いわゆる寝取られ)も踏まえ、血の繋がりがない禁忌の関係が、最後の最後で禁忌でなくなる。どうやって禁忌でなくなるのかは読んでのお楽しみ。浅見作品は総じて絶望的なバッドエンドにはならないが、本作はエンディングとしては最も良いのではないか。読了後に「よかったね」と思える。ある意味、官能小説らしくない、ホッとする結末である。

DSK